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では日本を発つことにためらいは無いのか

テスです。
ウジウジ悩んでます。いや、決意はしてるんですけど、不安な気分というか、心細いというか。

大前提;日本を捨てるのではなく、拠点を増やす

そもそもの大前提として、今回、決意の通り日本を発つとしても、日本を捨てることにした訳ではありません。この間書いた通り、日本に嫌気がさしている部分んも正直結構あるんですけど。やはり、慣れいてることは確か。もう若くないし。
なので、二拠点生活の開始に過ぎない、という話ではあるのですが。

それはともかく、そうだとしても、大きい変更にはなる訳で、穴が無いか万全を期す為にも、考えて、記しておきたいと思います。


日本を出ていくことができない、おそらく一般的な理由

大体二の足を踏むことになる理由、後で後悔する原因は、大体こんなところだろうなという所を点検しておきます。

1. 家族・親戚を置いて行けるのか

これが大きいですよね.おそらく皆さん。
愛する家族。顔を見るとホッとする関係。助け合いたい相手。
「散々世話になっておいて、置き去りにしていく法は無いだろう。」ですよね。捨てて行く訳では無いにしろ、緊密な接触は断然難しくなる訳で。基本的には、自律的に生活できる親族で無ければ、置いてはいけないだろうと思います。
時々、年配のご両親を残してサラッと移住している方を見ると、「誰が」面倒を見てるんだろうな、と薄っすら気にはなります。ケアワークを軽視するタイプの人だと、近付き過ぎるのは怖いし。テイカーってやつかも、とか。
まあきっと、別の親族がいるとか、潤沢な蓄えがあるとか、それぞれ良い意味でのご事情があるんだと思います。

私の場合…

半分Yes、半分Noです。
親兄弟、尊属については、ほとんど亡くなってしまったか、絶縁状態です。
絶縁状態も、それ相応の事情がありまくったので。全然平気です。なるだけ他人様に迷惑を掛けず、しかしなるべく苦しみ抜いて、しかし長生きせず既に無くなってて欲しいです。
お陰様で、保証人が簡単には用意できないとか、緊急連絡先がないとか、災害時が不安とか。近親者のバックアップが受けられない人生については、慣れまくっています。≒我が人生、です。
一方、
夫と子どもたち…
今回、夫と一番上の子は、日本に残していく形になります。もちろん自律・自立はしている…身の回りのことはできるし、一番上の子は、基本的に寮住まいなので、夫が保護者として日本にいることで、基本的には支障が無い想定です。
が。
そりゃあ、心配だし、さみしいです。これが一番躊躇の原因にはなっています。多分、決行してからも、一番の気掛かり。
これは、現地就労することで、二拠点間を頻繁に行き来する財力を確保することで、カバーしたいと思います。キツそう。でもやらねば。

2. 語学力

マレーシアの場合、英語ができればある程度何とかなりそうですね.が、英語できるんかい?という話で笑

私の場合…

いや正直自信ある訳じゃ無いです。やればできんでしょ、ぐらいの感じです。ヤバいかなぁ。ヤバいかも知んない。
だがしかし、気合いだけで乗り切ろうとしている訳ではなく、ええっと広い意味での言語能力には、ちょっと…いや烏滸がましいですが、かなり…自信があるんです。この文章見てい頂いててちょっと言いにくいですが、でも、「国語のテスト」ってやつは、小中高と上限の域におりましたので。特に文章の論理解析。語彙・知識があろうが無かろうが(つまり古典や漢文についても)、若干の意味が取れる場所を手掛かりに、大意を取るチカラに掛けては、絶対の自信がありました。なので、後は、聞き取る事と、語彙を入れることができれば、なんとかなるんじゃねえの、と。
問題は、聞き取ること(^_^;)(^_^;)
これは、正直、苦手な自覚があります。苦手な自覚がありますが、もっと正直に言うと、日本語を聞くこともあんまり得意ではなく。要するに、私は音声で情報を取得するのが苦手なんですね。多分ね。でもだから、良くも悪くも、別に英語に限った話では無いので、まあ、なんとかなるというか、日本語環境より、より条件が悪くなる訳じゃないべ、と(^_^;)
語彙については、そういう訳で、日本語の言語能力に些かの自信があるので思うのですが、日本語を母語とする日本人も、大して語彙がない人が殆どですよね。これが、英語になったら途端に、莫大な語彙を操れなければ生活できない、という筈は無い訳で。勿論、舐めちゃいけないし、努力はするし、苦労すると思うけど、あまり心配していないです。

3. 経済力

円安進行のこの時代、海外に行って暮らしていけるだけの経済力を維持できるのか。
日本円・日本からしか収入がないなら、今と少し先の未来は大丈夫でも、先々キツいです。

私の場合…

これは、不安点というか、一番の工夫のしどころ、頑張りどころだと思っています。
日本での収入は、はっきり言ってしまうとかなり多い方だと思います。かなり多い方だと思うのですが、だから余裕だとは全く思っておらず、うちの場合、気掛かりなのが、子どもがまだ小さい、しかも多い、ということ(^^;;
それが逆に、日本を発つ理由でもあるのですが。
つまり、税金・社会保険料がめちゃくちゃ重く、子どもの数を全く考慮してもらえない上に、学費もおそらく上がっていくので、勉強をさせたい方の親としては、このまま手を拱いてると、散々稼いだのにうちの子だけ大学に行かせられない、という事態が起き得るので。
しかしそういう訳で、日本よりは、我が子の為に学費を確保し易い環境だと思いますが(少子化対策の所得制限なんて自殺政策をする国が他にある訳ない)、まだまだ稼がなければならない事には変わりない訳で。
現地就労、したいです。
それから既に、ドルベースでの運用収入も作っていっているので、税金の重過ぎない国で、加速させたいな、と。

4. 友達がいない場所は平気なのか

私の場合…

これも、特殊な事情により、個人的には平気です。多分、おそらく。
友達、多くはないけどいなくもないのですが、生育歴的に、「今思えば鬱だったのかな」という具合に、ほとんど全く周りと関わりを断っていた時期と、お調子に乗ってワイワイやってた時期とを数年毎ぐらいに繰り返していて、要は、数年、誰とも交流が無くても、多分平気です。
また、特にここ数年、下の子達を産んでから、友達はどころかほとんと外出もままならないということも少なくなくなってしまいました。下の子三人、交代でコロナにかかったときは、そういう訳で頼れる親戚もいないし、本当に三週間ぐらいだったかな、ほぼ外出せず、口きく相手は物資供給の夫と、一瞬、だけ。

それでも、それが流石に嫌になってきたので、「外に出たい!!」が爆発しての、この決断なのかな、と思うのですけども笑

マレーシアではお友達、作りたい!もちろん!
よろしくお願いします!(?)

まとめ

そんな訳で、やっぱり、親も兄弟もいない(に近い)というのは、やっぱり大きいなあと思いました。助けがなくて苦労したけど、それが、枷が無い有利さに転換する日が、ついに来るのかも?

死ぬまでに、いつかどこかに根をおろしたいと夢見る気持ちもありつつ、これが私なのかも、という気もしています。どうなるやら…。


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