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SDGsが日本をデキる国にする

ビジネスパーソンの視点が飛躍するSDGs効果

何気なく仕事をしているとビジネスの視点は自分の業務範囲に狭く収まってしまいがち。エンジニアなら要件や仕様が重要だし、企画職なら顧客ニーズ、経営者でも企業の収益や株主など視野が業務によって決まってしまいます。

自分の仕事の範囲に視点が決まることは自然なことで、自分の業務を超えて視点を上げて何か行動を起こすって難しいですよね。そんな現状にSDGsは強制的にビジネスの視点を飛躍的に上げることが期待できます。

さらにすごいところはSDGsという世界共通のゴールを日本政府そして全ての企業と全てのビジネスパーソンにそのゴールを求められるということです。ついついこの手のトップダウンのゴール設定には拒絶しがちですが、SDGsの凄いところはそのゴール設定が倫理的で否定したら負けというほどに正しさを追求し完全無敵であるということです。

全てのビジネスパーソンの視点を飛躍的に上げる凄さ

これからの企業戦略には必ずSDGsのゴール設定が求められますし、経営判断にも配慮が必要にもなってきます。これは経営層から現場まで全ての社員がSDGsというとても抽象度の高い世界観でビジネスを進めていくことが求められるため、これまでのように目の前のビジネスの成功だけしていればよかった時代が終わることを示しています。つまりは、

すべてのビジネスパーソンが狭い世界感のゴール達成から抜け出し、超抽象度の高い世界観でビジネスをしていくことが求められます。

株主も顧客もお客さんもSDGsを求めるため、嫌でも全てのビジネスパーソンがSDGsという超抽象度の高いゴールを達成するために動くデキるビジネスパーソンが増えてきます。

肝なのは求めるのが企業だけではなく全てのビジネスパーソンがマインドシフトをしていかなければならない世界がもう目の前ということです。私が関わる業務もSDGsに関わるような項目を求める顧客が増えていることを強く実感しています。

デキるビジネスパーソンになる準備はできているか?

これまでのように大量に売って売上を取れれば良いわけではありません。品質とスケジュールを満たせばどこに発注してもいいわけではありません。

従来の指標に加えて新たなに非財務的な環境や持続可能性やガバナンスなど複雑且つ総合的な成果物や判断が求められます。

もちろん簡単なことではありませんよ。ただし、これが今までのワンゴールでよかった簡単な世界から複雑さを求めるできるビジネスパーソンを生むことにつながります。

SDGsってそもそも何?って人は各省庁が出しているガイドがわかりやすいので読んでみましょう。普段見ることのない省庁のWebサイトを見るきっかけになるのも良いですね。

外務省 SDGs    環境省 SDGs  経済産業省 SDGs

最後に

仕事の範囲に視点が低くなることは当たり前です。しかし、SDGsという超高い視点でビジネスをできないと生き残れない世界が待っています。まずは目の前の仕事がSDGsに配慮できるか?SDGsのゴールと繋がっているか?考えてみましょう。SDGsは抽象度が大変高いのでみなさんの仕事にも必ず関わっています。グッと視点を上げて自分の仕事を見てみましょ。違う世界観が見えてきますよ。


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