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お金の引力 / 著者:末岡由紀氏

「一生懸命働いても給料変わらないし」
「その役割をしたら何か手当つくんですか?」
「負担増えるのに給料は変わらないんですか?」
「それ、私の仕事ですか?」

最近、若いメンバーからこのような質問を受ける機会が増えています。
もちろん働き方改革は必要です。
心身ともに健康で働いて、
働いた分はしっかりお給料をいただきましょう。
当院は人事考課があるので、給料は働きによって変わります。一生懸命働いたら給料は変わります。特にボーナスは差が出ます。

でも、ボーナスは万単位でしか変わりません。
看護部長は孫ができてから2世帯住宅を買ってしまったので、住宅ローンのために高齢者になっても働き続けています。「住宅ローンのために働いてる」なんてカッコ悪い。

お金のために働いてきた人は、いつまでもお金のために働かなくてはいけない時代になりました。

理事長でも年収2〜3千万程度だと想定されます。
お金のために働いてもお金持ちにはなれないのです。

けれども、働くことによって得られることはたくさんあります。お金以外ににもたくさん。
そして、その獲得したものは、確実に自分の財産になるのです。

私は、結構限界までやってしまう傾向があるので、専門性を高めるために人一倍努力しました。
勉強もしたし、自分の時間を使って、担当患者さんのケアについて工夫を繰り返しました。
だから、私は「患者さんの生きる力を最大限に引き出す」自信があります。看護の力をつけたからです。

中間管理職になってからは、
マネージメントをどっぷり学びました。

全部、自分の財産になっています。
仕事のスピードや判断力、アセスメント力は
人の3倍くらいはあるのではないでしょうか。
そして人を見る目は一流だと自負があります。

未来の自分のありたい姿のために
今、自分のしたいこと以外の仕事もして
力を蓄えていく。
そんな仕事の仕方がかっこいいよね。

なんて、病棟で夜遅くに
研修医と話しをしていたのは懐かしい話しです。

最近は、何かと仕事とお金を繋げる若いメンバーに伝えたいことはいっぱいあるけれど、仕事の合間に伝えるには時間が足りないなと感じていました。

お金も個人の資質も両方財産になること。

ところが
簡単に私の想いを伝えられるツールが!
もちろん、私にとっての学びも深いものでした。今日からできることがたくさん載っています。

本物のお金持ちが書いた「お金の引力」の本

お金がリアルに増える仕組みが書かれています。
短期間で稼げてたり楽してお金が増えるような
眉唾ものとは違い、末岡さんがリアルに実践してきたお金の増やし方。

お金の引力を高めるには、段階があり、
年収450万円以下のひとがまずやること
年収2000万円になるためにすること
年収1億円になるためにすること
この段階ごとにステップアップしていく
方法が書かれているのです。

例えば、私は年収2000万円代を目指すから
夢の予算を立ててそれを周りにどんどん伝えていく。そして家族を大事にすることなどマインドセットから取り組み、仕事を5ステップで見直し
資産にフォーカスしていく。

年収2000万円を目指すようになったら
仕事をがむしゃらに取り組む働き方から
仕事は「70点思考」に切り替えて
余力をつくることでパフォーマンスが上がり
それがお金の引力を高めることに繋がる。

私にはこの「70点思考」がなかったな。
がむしゃらに働くのは年収450万を目指す働き方。若いときに実力をつけるための働き方。
ある程度の実力がついてきたら、余力をつくってパフォーマンスあげる。確かに余力がないといざというときの瞬発力もなくなる。
明日から、「70点でいい」でいこうと思います。

あと、必須なのが、
「金融電卓」と「貯金箱」
貯金箱は小銭思考を手放すため。
週末に買いにいく予定です。

他にも色々やりたいことはあったけれど、
一週間毎に読み返して、
3つずつ確実に実行していこうと考えています。

今週のBaby step
1.「70点思考」
2.金融電卓を買う
3.貯金箱を買う

あっ.そうそう、うちの若いメンバーにもこの本教えてあげなきゃ。

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