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長崎ヴェルカvs琉球ゴールデンキングス　プレシーズンマッチ

てるしゅう

キングスもいよいよ国内でのプレシーズンマッチが始まりました。
イタリアから帰国してそこまで日が経っておらず、時差ボケ等のコンディション不良の中で行われたこの試合。
この試合である程度、今シーズンこの方向性で試合するのかな〜？ってのが見えてくると思います。

結果

プレシーズンなんであまり結果は試合結果は気にしない派ですが、1点差で勝利！最後、アルマ選手はフリースロー外すだろうなぁって思ったら案の定外してきたので、面白かったです。

試合の総括

長崎ヴェルカロスター

長崎のロスター、改めて見てもめっちゃいいなぁ。
今シーズンやりたい事が明確に出ている感じがする。
昨シーズンの良さを残しつつ、ディフェンスやリバウンド強化のために、マイキーやエドゥ、フロイドが加入したんだろうな。
オフェンスはマークスミスをPGに置くラインナップ。
サラゴサでは2番やってたけど、ゲームコントロール出来るのかな？
ビュフォードみたいなタイプになるのかな？
フロイド、馬場、荒谷は今日の試合出てなかったけど、全員揃ったヴェルカは優勝狙えるんじゃない？って思うくらい良いロスターだと思います。これは西地区優勝もあり得るよ？
西地区も魔境になりそう。

琉球ゴールデンキングスロスター

ローはヒラメ筋肉離れのため、欠場。
肉離れは再発するとより治療期間が長くなるため、無理せず慎重に治してほしいな。
ローが復活してもスターターはこの方が良さそう。
セカンドユニットは、ビッグ3（カーク、ロー、アルマ）にして、伊藤と小野寺の2ガードになるのかな。
そしてアルマと荒川をチェンジして、植松は外国籍にファウルトラブルやファウルを使いたい時に使われるのかな？
個人的にクーリー、ロー、植松のラインナップもプレシーズンで見たかったな。ローは無理できんから仕方ないか。

第１クォーター

衝撃の1ピリ（笑）
キングスもディフェンスはまずまずだったんですが、長崎のディフェンスがより良かったので、オフェンスにもリズムが出て4−23というまさかの点数。
しかもFGはアルマの2点のみ。
ペイントがあんなに入らない試合って初めて見たかも。
組み立てはそこまで悪くなかったと思うけど、本当に入らないのがバスケの面白い所。ヤキモキしたキングスブースターは沢山いたと思うけど、私はむしろこの展開を楽しんでました。

今日の試合を通して、マイキーvsクーリーのマッチアップがとても楽しかった。長崎はマークスミスの時間がきっと長くなると思うので、この時にマイキーとエドゥが出る必要がある。
今日の試合内容ではマイキーも十分プレータイム確保できそう。
あとはフロイドも揃った時にどのようなローテーションするのかも気になるな。

第2クォーター

2ピリからは少しずつキングスらしさも出てきてましたね。
ディフェンスから流れ作れていたし。荒川選手の伸び代を感じた。彼はもっと出来るはず。
このXのセットオフェンスとか、クーリーとカークのスタッガースクリーンとか、3人でスクリーンしているみたいな感じでしたね。
あと荒川→アルマのアリウープ、綺麗な動画で撮ってる人いないかな？バスライではうまく撮れてなかったみたいなので。
キングスは1ピリ同様にキングス最大の強み、リバウンドで優勢になれず。マイキーが効いてたのかなぁ。今日の試合で、私のマイキー株は急上昇。長崎のキーマンになりますね。
キングスの課題はアルマからの展開が乏しかったこと。逆サイドが結構空いていたのに、そこをつけなくてモタモタしたりしていたので、今後この展開も沢山あると思うから、連携を深めてほしいですね。
また長崎も1ピリ同様にマークスミス中心にオフェンスを展開しており、2ピリはマークスミスが周りを活かすプレーに徹していたような感じがしましまた。
結果、追い上げてきたキングスとの差を更に広げ、25−45の20点差で前半終了。

第3クォーター

3ピリからキングスのやりたいオフェンスが出来てきている印象あります。
特に相手のディフェンスをローテーションさせて、ミスマッチをうまくついたり、クーリーからのハイローがうまく効いていたりなど、小野寺-カークで上手く崩せてたりなど、オフェンスがかなり改善されていました。
あとキングスのスタッガースクリーンはめっちゃいいね。2ピリ同様に上手く行ってる。
ディフェンスでは松脇選手のゴーストスクリーン潰しも地味に効いており、みんな成長しているなと実感。
長崎は、おかあさんこと森川選手が怪我から復帰。
高比良選手も森川選手に打たしたかったのかもしれないけど、あれは高比良選手が打たないとチームプレーにならんのよね。森川選手も準備してなかったし。あと長崎はスミス選手頼みになっていましたね。私のイメージですが、バスケットはいろんな選手が点数を取るとディフェンスも的を絞りにくくなるのでいいって教えてもらったような気がします。
狩俣とあと1人PGがほしいなぁ。。。。スミスは2番でも使うオプションが欲しい。
なので3ピリは琉球のディフェンスとオフェンスが噛み合い、特に伊藤選手が流れを完全に持ってきて、3ピリだけで13−31とビッグランを作り、一気に2点様で追い上げる。

第4クォーター

前半からハイローが結構効いてた感じがする。
その影響か、前半からエンプティサイドあったのにも関わらず使っていなかったので、4ピリから使い出して、キングスの3ptが決まり始める。
プレシーズンだからだと思いますが、テーマを持ってプレーしてて、相手のオフェンスやディフェンスに合わせて作戦を立てている感じではなさそう。
そして岸本選手が4ピリに理不尽になる時間帯、「ウチナータイム」が今シーズンも炸裂。
最初からやってくれよって思うけど、エンターテイメントも追求しているキングスなので、後半、そして4ピリに理不尽なプレーが出てきます。
多分、前半は本当に疲れてたんだろうな。
あと、高比良選手のタフショットを決め同点に追いついたシーン、とても素敵だったんですが、ベンチに向かって何か言っていた感じもするので、僅差のゲームでテクニカル取ら（ry
最後は、アルマがフリースローを外し、長崎はディフェンスリバウンドをとるが時間がなくそのまま試合終了。
最後、スミス選手に脇選手がチェック行っていたが、スミス選手はFDもらうのが上手いので、最後のチェックの仕方はちゃんとした方がいいですね。佐々ACに最後これ注意されていたのかな？

今シーズンの方向性

琉球は、今シーズンもクーリーやカークを中心にインサイドを制圧するのは変わらないと思う。
ただ昨シーズンとの違いは、
①トランジションが速いオフェンスがあった
②インサイドをより強調していた（ハイロー）

①に関しては、昨シーズン今村選手がいたのでハーフコートオフェンスが多かったのに対し、今シーズンはちゃんと生まれ変わろうとしているのが伝わった。3ピリでもクーリーが走ってボールを運ぶシーンとかもまさにそうだと思う。
②に関しては長崎のディフェンスに対してこうせざるを得なかったのかもしれないので、福井戦を見てみないとわからないし、何よりローが復帰したらどうなるのか注目です。

まとめ

ハピネスアリーナ、本当に素敵です。７割くらい沖アリに見えましたが、違いはココナッツの有無とヴェルカマークの有無ですね（笑）
九州はたまーに研修で行くので、試合と被ったら是非ハピネスアリーナへいきたいなぁ。
そして、ちゃんとお祝いの花を贈るけどゲームでは花を持たせないキングスって素敵。

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