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#6. 宇宙エナジーTERUの「インド・ネパール放浪記」

こんにちは!宇宙エナジーTERUです。
今日も、僕のnoteに来てくれて ありがとう!

このお話は、かれこれ40年ほど前、僕が若い頃にインド・ネパールを放浪した時のスピリチュアルで不思議な実話です。

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新・宇宙エナジーTERUの「インド・ネパール放浪記」

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さて、無事にニューデリーに着いたんやけど、
僕の目的はガンジス川のあるベナレス(バラナシ)や。

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なので、
少し町を歩いただけで
ベナレスに向かうことにした。

またもや汽車に乗る。

ニューデリーからベナレスまでは
約700キロ。

日本で言えば、
東京~函館くらいの距離やな。

時間にして
16時間くらいやと思う。

汽車は満員で、
自分の場所を確保するのが大変やってん。

ふと見上げると
荷物を載せる狭い網棚に
人が横になっててな。

なんや、特等席みたいな感じに思えて
僕は小柄でスリムやったから
僕も真似してそこに陣取ってみた。

じかに網が当たると痛いから
寝袋を敷いてみたら、居心地が良くなったで。
汽車のハンモックってとこやね。

でも、駅に着いたら
やっぱり
身体が痛くてしんどかったわ。

ベナレスに着いて、
僕はさっそくガンジス川に向かった。


ガンジスは聖なる川
と言われてますけど、
水自体は決してキレイではなく、
水質汚染がひどい。

けれど、
インドの方々は崇め尊ぶ。

そして信じる力は、
どれほどパワーがあるのかを
思い知らされる。

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これは僕が
インドで聞いた話なんやけどね。


ある信仰深い家族がいた。

そして、日々
神に祈りを捧げ暮らしていた。

ところが、
母親が重い病気にかかってしまう。

母親には
親孝行な息子がいたそうな。

そして、息子は医者であった。

だから、母親に対してこう言った


「母ちゃん 
これ以上病状が悪くならんうちに、
うちの病院に入院して治療を受けてほしいんや!」

「息子よ 
その気持は分かるけど、
母ちゃんは入院はせえへん! 

そんなことより、
なあ、ガンジス川の水を汲んできてえなぁ。 
聖なる水を飲んだら治ると思うから……。」


西洋医学を学んできた息子は、
その言葉を聞いて驚いたそうや。


「信仰深い母ちゃんの気持ちは分かるねんけど、
医者としてあの水を飲ませるわけにはいかへん。 
ごめんな。」

「息子よ 
お前はそれでもインド人なんか! 
ゴチャゴチャ言わんと、
母ちゃんの願いを聞いてえなぁ。
な、ええやろ?」


息子は親孝行やったから
ベナレスに行くことにした。


そしてガンジス川に着いて
水を汲もうとしたところ

ちょっと躊躇した。

いや、メッチャ躊躇した。

何故なら、
西洋医学をやるものにとって、
いかに聖なる水と崇められていても、

重病の母ちゃんにこの汚れた水を
飲ませて良いものか……。

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悩みに悩んだ末、

やはり母ちゃんの望みを聞いてあげんとな。
と思い直し
目をつむって水を汲んだ。

そして、
ガンジス川の水を待つ
母ちゃんの元へ戻った。


母ちゃんはたいそう喜んだ。

「息子よ 
ありがとう!  
これで母ちゃんは元気になるでぇ。」

と言い、
ありがたそうに
ガンジス川の水を飲み干した。


そして、その後

奇跡が起こった!!

重病だった母ちゃんが
元気になってしもうたんや。


僕はこの話を聞いて、

信じるパワーの凄さ

を感じましたんや。


心の底からみじんの疑いの思いもなく
信じ切った時に
人は不思議な力が出てくるねんな。

それほど、自分が
何を信じているか…によって
人生も変えられるっていうことなんやね。


ベナレスには2週間くらい滞在した。

その間、毎日ガンジス川に通った。

毎日、何を見に行ってたかって?

死体を見に行ってたようなもんやな。

この写真を見てもわかるけど
亡くなった人を、
ここで焼いてるんや。

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インドで薪はとても高い。

だから、

お金がある人は、十分な薪が買えて
灰にして川に流せるんやけど

お金のない人は、
半焼けのまま川に流すんや。

毎日、毎日、死体焼き場に行って

完全に灰になる人
そのまま流される人

その流された死体を
鳥が突きに来る

それを飽きずに、見てましてん。


死体には何の意味もないんやな。

魂の抜け殻は、ただの物体やな。

身体から抜けた魂は
いったいどこに行っちゃうんやろうか。

若い頃の僕は、そんなことを
日々考えていたんやな。

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今、思ったことなんやけど。

日本では、死んでからも
身体に執着している人が多い。

だから、お墓があるやんか。

でも、インドでは
肉体に執着してなくて
宗派によってはお墓なんかもないし
輪廻転生を信じてはるから

もしかしたら、
憑依って
あんまりないとちゃうやろか。


つづく

最後まで読んでくださり、
ありがとうございます。

また次回も、
よかったら読みにきてな。

コメントももらえたら
めっちゃうれしいです。


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僕に降りてきた宇宙エナジーを必要な方に届け、意識のシフトをサポートするスピリチュアルな活動を続けています。 そのための旅費や活動費用に使わせて頂きたいと思います。