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「推し活してみたい」って人に読んでほしい。

「推しのコンサートに行くの!」
「あと数日で推しに会える!」

と、「推し」がいる人たちはとにかく楽しそう。
その一方で、何かにハマることができない自分には「推し」と呼べる人もモノもない。だから「推し活」もしたことがない。
なんだか損しているような気持ちになる。

「推し活」に憧れて、韓国アイドルやら、ジャニーズやらのYouTubeを見てみたこともある。「良い」と思えてもハマることは、どーしてもできないのだよ。

そんなモヤっとな気持ちを抱えていた私の目に飛び込んできた、ひとつのX投稿。

尊敬するライターとして、以前からXをフォローさせていただいてる、中村洋太さんが投稿したものだ。大阪から博多まで徒歩で旅するというクレイジーなチャレンジ。

最初に「博多まで歩きます」という投稿を見たときは「また面白そうなことしてるなー」くらいで、サラッとスクロールしてたのに。
「道中の交流ウェルカムです!」の投稿には意識が持ってかれた。


それからいつもより頻繁にXをチェックするように。徐々に自分が住む福岡に近づいてくる様子が毎日投稿される。

来てる、来てる、、、どんどん近づいて来てる!!

そしてついに、福岡県に入った写真が投稿され、「会ってみたい」という感情がピークに!

そうは言っても、中村さんは雲の上の存在で、ライター界隈では「超」がつく有名人!DMだけでもめっちゃ緊張する。

でも、もしかしてこれは憧れの「推し活」ってやつかもしれん!そう思い、勇気を出してDMしてみることに。

返信はすぐ来た。
体調を崩していることや、予定より少しビハインドしていることで、わずかな時間になるけれど、会いましょうと言ってくださった(神)!

邪魔はしたくない!でもこんなチャンスはいつ来るかわからないし、ゆっくり話してみたい!と考え、「一緒に歩かせていただきたい」とオファー。

これにも快くOKしてくださり、ゴール手前8キロ地点から一緒に歩かせてもらうことに!

博多から8キロほど離れた駅で合流させてもらい、記念写真!

SNS上で数回お話させていただいたことと、1度だけ中村さんのコンサルを受けたことはあったものの、直接お会いするのはもちろん初!
中村さんの姿を見たときの私は、お散歩前の犬くらい興奮MAX!飛び上がりそうなほど嬉しかった!(落ち着いて対応しようと心がけたものの、写真を見返すとやっぱりへらへらしちゃってるわ)

このあと、歩きながら
600キロ以上歩いてみての感想、今想うこと、今後のやりたいことなどを聞かせてもらった。さらには、自分のライターとしての苦難や行き詰まりを吐露させてもらい、なんともありがたい時間を過ごした。

仕事もストップさせて、決められた期間、歩くことに集中したかったと話されたことが、とても印象的で。ライターという職業上、どこからでもいつでも働ける。それなのに、あえて仕事をせずに歩く。誰かに命令されたわけでもないのに。

自由な働き方に憧れてライターを目指す人は多い。私はその自由さゆえに、旅行中も働いてしまっていて、目の前に広がる綺麗な空や海よりPCに集中してしまうことが多々ある。全力投球した旅と、仕事を組み合わせた旅では、受信するものも出力するものも違いそう。

もっと旅先で見たもの、感じたものを噛みしめたい。中村さんと話すなかで、次回旅行に行くときは「仕事はしません!」と言ってみようと決意できた。

***

歩いている途中から中村さんを応援する人たちが1人、2人、と増えていき、ファン同士の話にも花が咲く。

中村さんはただ平然と歩き続ける。博多駅が近づくにつれて、むしろ私や周りにいたファンの方、テレビ局の方々の方がソワソワ。ゴールしたときには、なぜか私が感動いっぱいで泣きそうだった。

私は最後の8キロを一緒に歩いただけ。なのに、8/600キロを共有させてもらったおかげか、存分に感動を味わい、終いにはテレビにも出てしまい……。

「推し活」最高やんけ!!


今まで「推し活」は何かに没頭することだと思ってた。そして、一つのことに集中できない性格の自分には縁がないものなんだって。でも、そもそも「推し活」って応援だったか。

コトバンクより

自分の解釈が間違ってた。「推し活」で検索すると、「LOVE」とか「熱狂」とかいうワードが出てくるんだもの。「推し活」=狂ったように没頭することかと思ってたさ。

応援することが「推し活」なら、ずっと前からやってた!魅力も語れる!

「応援」の楽しさを覚えてからは、毎年10万円ほどクラファン、寄付に使っちゃう。

ずばり、応援はワクワクドキドキの共有!

「想いに共感したけど、この人の夢達成できるのかな」
「達成したらすごそうじゃない?!」

って私は応援することで、高揚させてもらってる。


誰かを応援すると、感動を味わえます。
誰かを応援すると、面白い人たちに出会えます。
誰かを応援すると、自分1人では見れないような景色を見れるかもしれません。
誰かを応援すると、テレビに出れる(かもしれません)。


中村洋太さんはまだまだ面白いことを計画中のようなので、応援してみては?!↓↓


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