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本当に食べたいと思って食べているのか

ここ一ヶ月ほど減量をしている。その甲斐もあってか減量開始から6Kgも体重が落ちた。僕の使っているカメラがレンズとバッテリー、SDカード込みで約1Kgと考えると6台分の重さが体から消えた。そう考えるとすごいことだ。

具体的にどのような方法で減量をしているかと言うと「オートファジー」である。16時間食べないというルールなのだが、僕にはこれが一番合っている。減量を始めた頃は確かにつらい。何がつらいかと言えば空腹に不快感を覚えるのだ。

しかし、僕は割とストイックでもあるから空腹のつらさを楽しんでしまい、20時間以上食べないという暴挙を続けてしまっていた。しかし、過度な減量のせいか一週間ほどで体調を崩してしまい、体調不良で食べれない状況に陥ってしまった。風邪というより体内のバランスが乱れているような、そんな感覚。ポカリスウェットがとにかく沁みた。

ただ、ここで「食べること」について考えはじめた。朝だから、昼だから、夜だから「食べないといけない」というルールに囚われていないか。誰かが決めたルールや風習を受け入れすぎている。

食べることは好きだ。ただ美味しい物が食べたいわけでなく、食べながら作り手や店の思想について考える。たぶんこだわりがあるわけで、その全てを汲み取ることはできないが思いを馳せることはできる。その時、ほんの少しだけ「旅」を感じれる。

また、誰かと食事を楽しむことも好きだ。この時は「空腹を満たすこと」よりも「コミュニケーションを楽しむこと」が目的となる。この時の感覚は動物的でありながらも社会的だから面白い。これを「共食」と呼ぶらしい。

話しは戻るが、朝食の時間はあまり空腹ではないことに気づいた。これは前日の食事の量と質、体調、仕事のスケジュールなどにもよるとは思うが、最近は空腹ではないと判断している。何度か軽めに食事を摂ったことはあるが、少し無理をして詰め込んでいるような感覚になる。

僕の仕事はどちらかと言えば頭を使う方。机の上でPCで作業をすることが多く、その時は空腹の方が集中力が上がる。撮影の時は体を使うが、ここも考えることが多いせいか空腹の方がパフォーマンスが良い。故に昼食を摂る時は注意している。付き合いで食べることも多いから食べないわけにはいかない。ここで一緒に食事をすることで午後の現場の空気が変わることもある。それと同時に注意するのが油断と眠気。食事も仕事の内であることを忘れてはいけない。

と言う具合に「食べること」を考えている。簡単に言えば「食べたい」と本当に思った時に軽く食べることが大事。あと食べ物をその日の最初に口にしてから最後に口にするまでの間隔を短くすることだろうか。一応、僕の中で12:00から20:00までというルールを決めていて、大体は13:00か14:00に食べ始めることが多い。お酒も甘い物もその間に食べている。

減量を始めた今となると、以前は大盛りで食べていたラーメンが、ラーメン並みでも1/3くらいで十分という気持ちになる。ご飯も茶碗一杯。ビールではなく泡盛ソーダ割りで。運動は少し散歩をしたり、軽いスクワットやお腹をへこます運動みたいなことを時々している。脂肪からエネルギーを消費するが筋肉も同時に分解されるかもしれないので、少しでも身体は動かしたほうが効果はあると思う。摂取カロリーと消費カロリーをなんとなく計算してみることを習慣にすると良いかも。

あと、体重計に毎日乗る。僕の場合は朝起きた時と初めて食事を摂る前に乗ることが多い。また、男性で髭が生えている人は髭を剃ると良い。髭は良い感じに影が生まれるため、白の面積を狭めて小顔に見せることができる。だからこそ剃る。そうすることで「己を知ること」ができる。僕は剃った時、二重顎になっていたことに衝撃を受けて本気を出した。

さて、長々と書いてしまったが、これを読んで誤解しないでほしいのは、あくまで僕の生活や体質に合っている(厳密にはわからない)だけで、人によっては効果もなく、良くないことでもあるということ。興味が湧いたら少しやってみて、様子を見ながら続けると良いと思う。

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