八尾坂光美

読んだ本のことや好きな作家の方、創作など投稿してます。遊びに来てくれた方ありがとうござ…

八尾坂光美

読んだ本のことや好きな作家の方、創作など投稿してます。遊びに来てくれた方ありがとうございます。

最近の記事

あつこさんの手紙

#1 ココアとクッキー 「はぁ、やっと仕事が終わった」 電車の中で深いため息をついていた。 ここ数日は仕事が忙しく休む暇もなく働いていた。 「疲れたし、喫茶店で休んでから帰ろう」 最寄り駅の近くにある喫茶店に立ち寄った。 カランコロンカラン 中に入ってみるとベージュのエプロンをつけた60代くらいの男性がコーヒーを淹れていた。 「いらっしゃいませ、お好きな席にどうぞ」 店内は空いていたので、私は窓際の4人かけの席を選んだ。 メニューを眺めていると一番最後に”手紙”と書いてある

    • 物語を作る

      読書の秋になり、書店で新刊を購入したり、街の図書館で本を借りたりして読む機会が増えました。 好きな作家さんのものはシリーズで揃えて、何度も読み返しています。 いろんな本を読んでいると自分でもいろんなアイデアが出てきて、お話を作りたくなります。 その為の資料集めや登場人物、どんなストーリーにしていくか。限られた時間の中で、文章にしていく作業が堪らなく楽しいです。 他の方の作品を見て参考になる部分が多く、仕事の合間にしているので少しずつ形にしていければと思います。

      • 読書の秋

        9月に入ってから読書をすることが増えました。 地元の図書館で本を借りたり、書店で気になった本を買ったりしています。 空き時間に読むというよりも、読むために時間を作りそれを読書に充てているので自分でも結構楽しんで読んでいます。 積読しているものも新幹線や電車の移動時間に読むことあるので、時間を有効に活用していきたいですね。 9月に読んだもの お探し物は図書館まで 青山美智子 図書館のお夜食 原田ヒ香 10月も読書の秋楽しんでいきましょう

        • なんだかんだ

          辿り着ければいい 進んでいけばいい そこに道はあるから たどり着いたと思っても新たに道はできるわけで ずっと続いていく 同じ毎日なんてないのに なんだか前に進んでいる気がしなくて なんだかなぁって思うときもある それなのに歩みを止めないのは 体が反応してしまうのは きっとこの先も続けていくのだろう

        あつこさんの手紙

          きらきら

          遠くの雲の合間から光が差す。まるで何かの入り口のようでどこか違う世界に行けるかもと想像してみたり。 電車のレールがハシゴになり、雲のトンネルを突き抜けると「まもなく雲の上」とアナウンスでしゅっぽ、しゅっぽと電車が雲の上を走っていた。 青や白、紫の金平糖のような星が空一面にきらきら輝いて、1粒って食べてみると砂糖の甘さがあった。 近くにあった小さな雲を食べてみると、海苔塩味だったので驚いたがもう一口食べた。 なんだか不思議なところ。そうだ、お土産に、ポシェットに詰め込んで持

          仕事向かう日の朝

          朝ごはんは、炊き立てのご飯と白出汁の卵焼きにお豆腐となめこのお味噌汁。 30代になりこの組み合わせの朝食が丁度良くなってきた。 「いただきます」ゆっくりよく噛んで食べる。 体がだんだん温まってきて、元気になる。 出かける10分前にコーヒーを飲んで、窓の外をぼーと眺める。雲の動きがゆっくり進んでいくのを見るのが好き。 そろそろ行こうかな。 腕時計をつけると仕事モードに切り替わる。 カバンに水筒とお弁当、仕事道具があるか確認して玄関に鍵をかける。 「行ってきます」 今日はど

          仕事向かう日の朝

          秋の匂い

          駅からの帰り道ふと空を見上げたら、まん丸のお月様と無数の星が輝いていてしばらく眺めていた。 この辺は2階建以上の建物が少なく、街灯も少ないため月明かりがよく見える。 風で木々が揺れる、鈴虫の鳴く声が聞こえ、息を大きく吸うと少し冷たい風が鼻をツンとした。 薄手の栗色のカーディガンを羽織り、ゆっくりと駅からの帰り道を歩いて帰る。 途中でコンビニに寄り、ホットココアと肉まんを買った。手に持つとほかほかで温かい。 歩きながら食べる肉まんも美味しい。 空を見上げると私と一緒に、月も

          お風呂

          お風呂にアヒルさんぷかぷか いちにさんしぷかぷか 湯船の中で私もぷかぷか 汗が、じんわり 「はぁ、あったまるぅ」 今日1日の疲れが全て体から流れ出ていく 森林力の香りでリラックスする 「スッキリした、もう寝よ」 おやすみなさい、いい夢を

          りんご

          朝7時ごろこの道を通ると、りんご農家が作業をしている その横にある細い道を、私は真っ赤な自転車で急いで通る 「今日も作業お疲れ様です、今年の秋も美味しいりんごが出来ますように」 秋には新作のアップルパイやシャーベット、コンフォートがお店に並ぶので楽しみ 秋はもうすぐそこかな

          スープ

          おはよう 朝ごはんに温かいスープを飲む 鶏の骨付きにくから煮込んで出汁をとった中に コンソメと小さく切ったベーコン、玉ねぎ1玉分とほうれん草を加えて完成。 街の商店街にある小さな雑貨屋さんで買った、茶色の少し大きめのスープ用のマグカップによそって食べる 体がだんだんと温まってきた ご飯を食べ終わるとじんわりと汗が出てくる 今日も元気出た よし、出かけよう 行ってきます

          行き先

          どこ行くんだろう どこに向かってるんだろう これから自分で決めて行ける 好きなところに ゆらり揺られて電車の旅🚃

          コンビニ

          雪が降っている。 雪の上を歩くと「ギュッギュ」と音がする。 「はぁ」と息を吐くと白くて、まるで凍っているようだ。 道をどんどん進む。歩く場所がない。 今年は雪が多く降るため、歩道も雪も雪で埋まっている。 車通しでもすれ違うのが難しく、とても道が狭くなっていた。 それでも歩く。どんどん進む。目指すは近くのコンビニ。 雪が多く降る地域に住んでいるのに、車を持っていない。 最近まで都会に住み電車で移動していたため、車が必要なかったのだ。 ないものは仕方ない。歩こう。 目的地ま

          眺めてるだけ

          見てるだけで、パワーをもらえるのが嬉しい。 雲に乗ってどこか行きたくなる。

          眺めてるだけ

          ポカポカ陽気

          1月になり、少しだけ日が長くなってきました。 天気が良かったので外を眺めていたら綺麗だったので1枚パシャリ。

          ポカポカ陽気