劇場
初投稿からまたサボりそうだったので映画の話を書いてみる。
都内住みのわたしはコロナを恐れて映画館に行けていない。
でもなんと行定勲監督の『劇場』がネトフリで劇場公開同時配信されるというので、ネトフリ廃人のわたしは喜んで観ました。
わたしは原作を知らなかったのですが、原作ファンの彼氏と公開当日会う約束をしていたのでその日に観ようという話になりました。
でもその日、喧嘩(?)的なものをして仲直りしたものの、とても気まずい雰囲気になり、己を責める彼氏は「これはクズ男の話だから、俺今これ観れない」と言って観れませんでした。笑
翌週気を取り直して一緒に観たのですが、わたしの方が観れない映画でした。
永田と芸人を目指していた元カレがとてもリンクして、沙希に感情移入しすぎてずっと泣いてました。(元カレは永田ほどクズ男ではなかったけど)
元々クズ男の話であるとは知っていましたが、沙希側の気持ちはほぼ描かれずに、松岡茉優のセリフとかではなく表情や間合いで感情を表現する演技にやられたところもあります。素晴らしかったけど胸が苦しかった。
号泣している私を横目に「感情豊かだね」と言っていた彼氏に、まさか元カレとリンクしたなんて伝えられません。
ちょっとでもクズ男と付き合って泣いた経験のある女性は1人で観ることをお勧めします。
松岡茉優は本当に素晴らしい。
おわり