悪魔は魚が嫌い?
悪魔をも味方につけたソロモン王ですが、アスモデウスだけでは、ソロモン王に反抗しました。
ソロモンの悪魔を操ることのできる力を持った指輪を盗んで、逃亡しました。
しかし、アスモデウスは悪魔だったので、その指輪を使うことができませんでした。
稚拙なところが残念でしたね。
指輪を海に捨てて、自らはソロモン王に化けて、イスラエルを支配しようとしたのです。
しかし、ソロモンは魚の腹から指輪を見つけ出し、化けていたアスモデウスを倒し、従わせることになりました。
そして、時は流れました。
アスモデウスはサラという女性に取り憑きました。
サラは結婚するたびに夫が殺されるという異常な状況が7度も続いたのです。
今度はサラの前にトビアという素敵な男性が現れましたが、結婚たびに亡くなってしまうので、結婚に躊躇してしまいます。
そこにアザリアという男性がアドバイスをしてくれました。
アドバイスというのは、部屋で魚の内臓をいぶせば良いという簡単なものでした。
そこで、サラはトビアと共に、部屋で魚の内臓をいぶしました。
そこで、憑依していたアスモデウスが姿を表すのです。
そこへ、アドバイスをくれたアザリアが登場しました。
その正体は大天使ラファエルでした。
ラファエルはアスモデウスを追い払い、無事に二人は結婚できたのです。
アスモデウスは魚に対してトラウマモノだったのでしょう。
過去の話を調べることで見えない世界の相手にも対処ができるようになります。
単に感性を磨くだけでなく、それに加えて背景にあるものも学んでいくのが大切です。
これからも良い記事を書いていきます。