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腐敗政治のその先

魏晋の頃というのは抑圧された時代によって知識人は迫害されていました。

現在でも話題に上がる格差というのも際立ったものがあった時代でもありました。

まさに、都合の悪い人間を弾圧するわけですから、皇帝と貴族とその一族による腐敗しきった社会というものです。

晋の武帝は愛人の美女が10000人ほどおり、毎日羊が引く車で移動し、羊が足を止めたところの愛人の家が宿泊するところになっていました。
日本の平安貴族も10000人の美女に囲まれるという話はありませんから群を抜いています。

孝武帝は馬鹿でした。
ロバと言われても、どんな動物か分からないというほどです。

石崇は宴で酒を飲まない客がいると罰として宴席の美女たちを虐殺するほどのサイコパスでした。

そんな意味不明な時代ですから、人事登用というのは名士の品定めで決められました。
出世も同様です。

そんな時代ですから、人物の特徴や個性などが網羅されて36タイプに分類するようなことも始まりました。

ひどい時代もあったものではありませんね。
しかし、人の分類などというのは今でも重要なテーマです。
占術ともなりますと、数万を超える分類を行なっていますから、人を見るということにおいては重要です。
見えない世界を占術理論とあわせて学ぶということに興味のある人はぜひ一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。