便利言葉が奪う日本人の力
見えない世界から相手を攻撃していくのは、本当にじわじわと長期的にやっていきます。
一見ダメージがあるのかと相手は思うようなケースもあります。
しかし、長期的に見れば絶大な効果を発揮します。
カレンダーもそうですけど、言葉なんていうものも典型的な手段と言えるでしょう。
たとえば、変な言葉を流行らせていくわけですが、悪い波動の言葉を流行らせることができれば、それを多くの人が連呼することで自然にその国を堕としていくことができるのです。
流行らせるためには、使うのが簡単であり、便利な言葉なら皆さまも使うようになるのではないでしょうか。
たとえば、皆さまはやばいという言葉を使いますか。
よくよく考えると、この言葉っておかしいと思いませんか。
どういう意味なのかよく分かりません。
しかしながら、あらゆる状況の形容詞として機能してしまう万能であり、便利な言葉です。
全ての返答にやばいと言っても、恐らく通じてしまいます。
この語源を考えると、恐ろしさがわかるものです。厄場という言葉が元々ありました。
これは牢屋のことです。
まさに負の場所なのです。
悪い人が捕まって牢屋に入れられてしまうという状況をやばいという言葉で表していました。
つまり、悪い人が悪い状況の時に使うという極めて悪い言葉なのです。
戦後、愚民化政策の一環で、日本のエネルギーを下げるために、やばいと言う言葉を一般的にしました。
それも問題でしたが、現代になり、良い意味の形容詞としてもやばいが使われるようになったのです。
良いものに対してもエネルギーを悪くする言葉を発しさせるようになったのは大きな問題ですね。
一見、言葉くらいと思われた方も多いのでしょうが、問題であるかも認識しないような小さなことは積もり積もって大きな問題に発展します。
こういう小さなダメージを溜めないためにも見えない世界のことを知っていくのは大切なのです。
これからも良い記事を書いていきます。