ユングと東洋思想
古くから続く東洋思想には、様々なことが含まれています。
かつて、ユングさまが三位一体説(神、イエスキリスト、精霊)に人間を加えて四と考えました。
四ということで西洋哲学の四大元素(火、水、風、土)と対応させました。これにより、あらゆる現象を4として理解しようとしたのが西洋です。
東洋にもこのようにあらゆることに共通する考え方があります。東洋の場合は五行論(木、火、土、金、水)ですね。
現代のようになったとしても、あらゆることで五行論は根底的な思想として生き続けています。
たとえば、土俵の上に垂れている色鮮やかな紐の色も五行論が関わっています。
古くから続いている日本の文化的なものは五行論によるものなのです。
もちろん、根底の部分だけを見て現代的な部分や科学的な部分も沢山ありますから、そういうものを無視しては本末転倒ですけどね。
古くから続くものと新たに生まれたものと、両面のバランスというものが大切ではあります。
それが神様の意志なのですから。
過去の見えない世界の考え方が現代にも生きているというのもありますし、このようなことが分かると世界を見る目も変わってくると思います。そんな面白さが学びによって起こります。
興味のある方はぜひ一緒に学んでいきましょう。
これからも良い記事を書いていきます。