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平妖伝と霊符

中国の小説はフィクションの冠の下でかなり本格的に見えない世界の解説をしていました。

皆さまの応援のおかげで霊符についてはかなり人気で嬉しく思います。

平妖伝でも霊符について書かれています。
ここでは聖姑姑という老婆が登場し、内将あってはじめて外将を招くことができると言っています。

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内将というのは心身のことです。つまり、内臓の五臓と感覚の五感のことです。それを思いながらの瞑想です。

つまり、呪禁道でいうところの存思のことですね。

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10それぞれに意識を集中して瞑想することで、十の式神、十将が呼応します。

十将というのは、辛・張・陶・苟・畢・馬・趙・温・関がいます。

実際に専門書の万法帰宗にも同じ出てきますから、本物のやりかたを小説に記しているわけです。
十将を扱う霊符をしたためるのであれば、本物にきていただくというのは有効です。霊符に力を込めることができます。ちなみに実力の伴った方が、49日間繰り返すと、神将がきてくれますよ。

また、存思の瞑想なので呪禁道のようですが、陰陽師も同じようなことをやっていました。

霊符について学ぶにしても、ただ所持するだけでなく、様々なことを行うことでさらに高めることができます。
幅は広いですが、色々なものがつながって、深くなっていきます。
このようなことをより学んでいきたい方はぜひ一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。