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言霊の焔

才能に恵まれながらも、干されたことで、呪いの感情を持ち、その反動でさらに状況悪くしてしまった小説家がおりました。

しかし、こういうことは現実にあったとしても身近な感じがしてこないという話も伺いました。

これは、文壇などの特別な世界に限っただけのことではなく、とても身近なことなのです。

たとえば、安めの居酒屋なんて行ってみてください。

ただのサラリーマンでありながら、政治家気取りで国家の悪口を論ずる者、社長気取りで勤め先の悪口を論ずる者、そんな人間たちの話は、愚痴という可愛いタイトルがついているだけで、実際の内容は恨みつらみをあげているということです。

彼らは、自分よりも富、名声、力を手に入れた人々に対して、怨念の呪いをかけているというわけです。
嫉妬の焔に身を焼いています。これらの悪口も必ず跳ね返ってくるのですからね。

ある動物霊にやられてしまった女性がいたのですが、それもひどい状態で、家族や周りの人の不満を言い続けていました。

そういう怨念の呪いを周りにかけているから、皆からうんざりされ、毛嫌いされてしまうのです。優しい声の一つもかけてもらえないわけです。

言葉とは言霊であると三島由紀夫さまは述べましたが、けだし至言とはこういうことなのでしょうね。

呪いや言霊なんて、特別な話なのだろうと思う方も多いのですが、このように身近な話をすると出くわした経験も多いのでは無いでしょうか。
もしかすると自分にも行った覚えがあるとドキッとされた方もいるかもしれません。
見えない力について知るということはこういう身近なところにもアプローチができるのです。
皆さまもぜひ学んで、周りから変えていきましょう。


これからも良い記事を書いていきます。