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正体を見抜く方法
村の人がほとんど妖怪だったのを狼神の眉毛を使って見破った話がありました。
しかし、狼神にそんなに会えたら苦労しません。
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正体を見破るのは対抗する基本です。
ああいう連中が活動できるのは正体がばれていないからなのです。
人間には死後に使う本名として、諱というものがありますが、名前がばれると力が失われてしまうという背景から、本当の名前は死後に取っておくわけですよね。
狐やイタチの妖怪を見抜くのは、眉に唾をつけるというのがあります。
狐は眉毛の本数を数えられるとこちらがやられてしまうため、濡らして毛同士をくっつけておくということです。
眉唾っていう言葉の語源です。
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正体が分かれば良いのですから、名前を呼んでみるという方法もあります。長崎の見越し入道などは、見抜いたことを伝えると消えます。
狸が化けている場合は松の葉をいぶして苦しくなったら正体を現したりします。
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また、妖怪が憑いてしまった場合は、その人の内面が変化したりするのでそこを見抜くという方法もあります。
狸であれば酒豪になりますし、狐であれば塩辛いものを嫌がる様になりますし、天狗が憑けば態度が大きくなりますし、蛇ならば淫乱になります。
簡単なものだけを取り上げましたが、対策というものは色々あります。もちろん強力なものもありますしね。
見えない力というものは極めていけば、色々なことができるようになりますから、根気強く頑張れる人はぜひ一緒に頑張りましょう。
これからも良い記事を書いていきます。