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石笛を引き寄せ

石笛の奏でる音霊は鎮魂に使われました。

そういう力のある石だけあって、神様から奇跡的に授かるということもあります。
出口王仁三郎の弟子だった浅野和三郎さまも同じようなプロセスで石笛を手に入れました。

和三郎は三浦半島の走水神社へ王仁三郎と訪れました。折角の機会なので石笛が手に入るように王仁三郎が神様にお願いしてくれました。
その後、玉垣にて王仁三郎が石笛を探し始めました。
待ちくたびれたので、和三郎も玉垣に入って探したところ、無意識に足元の石を一つ拾い上げました。
その石は龍の頭のような形で、両目に当たる部分が自然にえぐれていたのです。

王仁三郎に見せると見事な石笛だと褒め、構わず口をつけて伊吹を送りました。
麗しい音色で高く鳴り出したそうです。
他の弟子は見つけるのに長く時間がかかったのに、和三郎は初日で見つけたわけですから、かなりの嫉妬を受けたそうです。
引き寄せの力が強いのでしょうね。

手に入れるのが大変なはずの石笛ですが、特別な石ということもあり、引き寄せの力に反応したのでしょう。
見えない世界に重要な笛を探すためにも、見えない力が役に立つのです。
このように見えない力について学んでいくことに興味のある方はぜひ一緒に学んでいきましょう。


これからも良い記事を書いていきます。