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藤原家と気の関係〜繁栄した一族の風水術

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藤原家、日本人の誰もが知っている名門の一族です。
そんなに長い間繁栄した家なのですから、気についても秘密があります。

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初代の中臣鎌足には息子の真人がいましたが、彼は中国に留学して風水を学びました。

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風水というのは一言で言うと、とてつもないパワースポットを探し出す方法です。
そんなところの中心的なところに、墓を置くと子孫にまでのその気が伝わり、子孫にも立派な人が多数出ます

真人は鎌足の墓を奈良の談山神社に置きます。
では、そこはどうしてパワースポットなのでしょう。

いくつもの山が連なりカーブを描いている地形がありますが、飛行機等で上空から見ると竜の背骨のように見えると思います。風水でも山竜と呼ばれ、良い場所の特徴とされています。

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談山神社は、奈良の多武峰にあります。西口墓地から画像右側の談山神社を見ると、とぐろを巻いた蛇のように山にぐるりと囲まれた場所にあります。風水用語では回竜と呼ばれる素晴らしい竜のような出で立ちです。

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実際にお墓のある十三塔ですが、その後ろには3つの山が重なっているんです。まるで空を飛んでいた鳥が地に降り立ったかのような姿に見えることから、飛鳥落地形と風水用語では言いますが、山竜と共に非常に良い場所であることを示しています。

あとは、歴史で学んだ通り、何代にも渡って歴史を動かす重要な人物が続きます。藤原の苗字でなかったとしても、足利尊氏や上杉謙信なども藤原家出身の一族ですから、いかに日本史において重要な人を輩出してきたか分かります。

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日本では教育ママに代表されるように、生まれてからが教育だと思っているようですが、歴史に残るような家はいかにして凄い人が生まれてくるかという視点で考えていたようです。
縁起の良い日に生まれるように、誕生日を調整する帝王切開などの言葉にも現れています。

自分さえ良ければ良いというのではなく、自分が生きているうちに会うこともない子孫の代まで考えて長期的な視野を持つということは、見習うところがありますね。


具体的な事例も交えて、気などの見えないモノの情報を発信しています。
本格的に学びたい人は一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。