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霊符に書かれた文字

霊符には図のようなものも多いですが、文字も多く使われています。

そもそも文字はどのように発生したのでしょうか。

天上に三元五徳八会の気が立ち込めました。
三元というのは天地人の三です。五徳というのは五行のことです。

それが合わさった八会の気です。
これが凝固したところ、飛天の書という文字が生まれました。そこから四方に光を放って、八龍雲篆という文字が生まれました。

このように天から生まれた文字を天書と言います。
天書を書き写したものは地書と言います。

地書といえど、天の気を写し取ったものですから、天上の気とつながっていて効果を発揮するのです。

殷の時代の古いものでは甲骨文字があります。

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その後は青銅や石に刻みつけた金石文字が出てきます。

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周の宣王が作り出した文字としての篆書があります。様々な篆法がありますが、篆書も霊符によく使われる文字です。

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隷書も使われます。秦の時代に作られました。

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現代でも使うような楷書や行書も霊符には使われていますが、文字の起源を知ることで、効力がどうして発揮されるか理解できると思います。


このように、ただ霊符を見たり書くだけでなく、背景を知ることによって、その理由を知ることができるので、納得感があります。
見えない世界だからこそ、そのようなものも合わせて知ることで自信をもって力を活用できるのです。このようなことに興味のある方は一緒に学びませんか。


これからも良い記事を書いていきます。