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人VS妖怪
人の歴史は妖怪退治と復活の繰り返しでした。
そもそも天照大神が岩戸に隠れたときに、闇に包まれた世界では魑魅魍魎がぞろぞろと出てきました。
光と闇の戦いというのは神話から続いているのです。
土蜘蛛やアラハバキ、酒呑童子もおりましたね。
時には闇が勝ることもありました。
そんな時には遷都して逃げました。
最終的には京都に行き着きましたが、そこも当初は百鬼夜行の徘徊する地だったと言います。
武士が江戸を開けば妖怪も増えていきました。
井原西鶴や近松門左衛門らが妖怪を題材にしたものを数多く出しましたが、それはオリジナルが増えたからです。
浮世絵にも妖怪絵が多く出るなど、盛んに文化に取り入れられました。
そんな妖怪との共存の時代を経て、文明開化という科学主義な時代がやってくるわけです。
見えない世界も大打撃を受けました。
では、科学の力で妖怪が絶滅させられてしまったのでしょうか、それは違います。
妖怪も神のような存在です。よって姿を隠すことはできるのです。
人間自身にも闇がある限り、妖怪も消え去ることは無いのです。
とはいえ、見えない力は闇によってどんどん削がれているのも事実です。
歴史の授業で浮世絵などを習いましたが、妖怪の絵が多いというのはあまり取り上げられていないのでは無いでしょうか。
あえて隠してそういうものが存在しないと信じ込ませる洗脳政策です。
そのようなものに惑わされず、見えない世界について知り、そういう力をもって人生を変えていきたいと思われる方はぜひ一緒に頑張りましょう。
これからも良い記事を書いていきます。