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黄泉の国のイザナミ

イザナギは亡くなってしまったイザナミを追いかけて、黄泉の国に会いに行きました。

イザナミは黄泉の国の支配者に確認すると言い残し、奥に行ってしまいました。覗いてはならないという約束を残して。

待ってはみたものの、いつまで経ってもイザナミは戻ってきませんでした。
ついに覗いてしまったのです。

そこで見たイザナミはウジがたかり、雷神がついたおぞましい姿だったのです。

イザナギは驚き、恐れ、逃げました。
その姿は見られたイザナミも激怒します。

千里を走る俊足の黄泉醜女にイザナギを追わせます。
イザナギは髪飾りを投げつけたところ、そこから山葡萄が出てきたので、それを黄泉醜女が食べ始めて時間を稼げましたが、食べ終われば追いかけてきます。

イザナギは櫛を追って投げつけたところ、今度はが出てきたので、それを黄泉醜女が食べ始めて時間を稼げました。

しかし、黄泉比良坂まで逃げたところで、雷神と黄泉醜女が追いかけてきました。
今度は桃を投げつけたところ、桃を恐れて逃げ出しました。

イザナギは、黄泉の国から生還し、入り口を岩で塞ぎました。

イザナミは、私は死の神となって、地上の人たちを毎日1000人を殺すのだとと叫びました。
イザナギは、私は毎日1500人の子どもを誕生させようと返答しました。

桃は、意富加牟美命と呼ばれる厄除けの果物となりました。

イザナミは、黄泉の国の神として、黄泉津大神となりました。

日本の神話を学ぶというのはとても大切です。何回かやっていますが、意外と知らなかった話も多いようです。
見えない世界をきっちり学んでいくということに関心のある方はぜひ一緒に学んでいきましょう。


これからも良い記事を書いていきます。