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妖怪の住む村

妖怪という存在は、あくまでもフィクションの中での話だと言われるようになって久しくなりました。
しかしながら、妖怪が普通にいる村というのも残っています。
それが高知にある物部村です。
そうです。いざなぎ流が残る村です。

村人同士が井戸端会議をする時も、当たり前のように妖怪のことが話題に出てきます。

あれ、山で山姥に会ったとか、口が大きく裂けた妖怪がいたとか、そんな話を平然としている光景は現代社会では中々お目にかかれません。

そんなある種の物騒な世界ですから、妖怪と対抗する力というものが必要だったのです。
その力というのがいざなぎ流というわけです。

このブログの反響からも想像できますが、そういう力に興味のある方が弟子入りしたいと、多くの人が訪れていますが、中々簡単なことではないようです。

まず、他の宗教のように何か特定の施設のようなものがないので、修行の道場みたいなものがありません。
彼らは要請に応じて、そこに行って対応します。
修行施設がありませんから、OJTとして教えてもらうにしても、何か要請があった時に、一緒に師匠と赴いてやるしかないのです。

そもそも村も過疎化で人口が減っていますから、仕事の要請も減っています。

OJTの場も減ってしまっています。

高齢化で技術伝承に問題が起こっているのはここも同じです。
腰を据えて修行してくれる若い方がいるならば、頑張って欲しいと切に思います。

見えない力を扱おうと思うと、どこで頑張っても大変なようです。
実際に多くのところで門戸が閉じられてしまっています。
ネットの時代ですから、オンラインで色々できないかということもあり、今のような活動をしています。
このような学びに関心のある方は、長い道のりではありますが、ぜひ一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。