欲に敗れた呪術師の末路
人を呪うことで自分にも跳ね返りというものが生まれます。
本来見えない力というのは、誰かを助けるなどの良いことに使うものですから、欲望のままに悪用するべきではありません。
名実共々外道と言えるわけです。
破滅したり、孤独になったりと酷い末路を歩みます。
奈良時代には道鏡というとんでもない者がおりました。
ことの発端は孝謙天皇が病に倒れたことでした。
彼女を病から救うまでは、とても良かったわけですが、そこからとんでもないことを行ったのです。
彼女に催眠をかけて、操ったのでした。
それによって、太政大臣、法王の地位まで一気に上り詰めました。
一介の祈祷師が帝位まで得ようとしたのですから、物凄い欲望だったのでしょう。
その欲望を見破ったのが和気清麻呂です。
彼の活躍もあって道鏡の野望は失敗に終わったのでした。
賢者は歴史から学ぶと言いますが、最近の騒動を見ていると、この事件に似た様な事例がありますね。
過去から学んでいって欲しいと切に願います。
たしかに気というものも体感すると色々なことができるように呪術というのも練習すればそれなりできるようになるものです。
しかし、外道にならないための倫理観だったり、欲望のコントロールなど磨かなければいけないことは沢山あります。
そのようなこともトータルして自分の能力を高めていこうと思う人はぜひ一緒に頑張りましょう。
これからも良い記事を書いていきます。