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全体から診る
五行の観点から人の身体の状態を診ることができましたね。
ビクビクして色々な物事が心配になってしまうという悩みの人がいた時に、精神安定の治療をするのが西洋的ですが、東洋の方法だと肝臓が弱っているのではないかと考えます。
東洋的な対処なので、もちろん対処もオペをするとかそういう話ではありません。
肝臓だったら木の質ですから、弱っているなら、酸っぱいものを食べますし、旺盛すぎるための不調であれば、酸っぱいものを控えるという話になります。
西洋科学だとお酒とかそういう話になりますが、東洋のやり方はまるでアプローチが違うということですね。
木の質を弱らせる原因として金の質がありますから、金を弱らせるために火の質を強めることが有効で、苦いものを取るというのを勧めるのもあるわけです。
漢方などの治療を受けるとそういう話をよく聞くのはそのような背景からです。
明治以降はドイツを中心とした西洋式の治療が中心になってしまいました。
部分部分の治療ですから、全体が見渡せないというのが課題ですね。
昔からの叡智だった治療方法も西洋のものが正しいという時代の流れで一気に隅に追いやられてしまいました。
元々あった大事なものを取り戻し、人生を良くしていこうというのが勉強会を開始したきっかけです。
皆さまもこのような学びに興味がある様でしたら、ぜひ一緒に学んでいきましょう。
これからも良い記事を書いていきます。