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占い師としての天武天皇
強力な指導力によって大宝律令や各種宗教の掌握、国史の編纂を行った天武天皇です。
彼もまた見えない世界の力をフル活用しました。
日本書紀において彼のことが紹介されていますが、遁甲術に長けていたと書かれています。
そもそも、天皇になる時点でも見えない世界を駆使しました。
大友皇子率いる近江朝廷との壬申の乱においてです。
横川について時、あたりに黒雲が現れて天を覆いました。
大海人皇子(天武天皇)は式盤を使って占いを始めます。
これは天下を二分するという天からのお告げであるが最後は自ら天下を取れると占い、実際に大海人皇子は勝利し、天武天皇となりました。
占うというのは様々な記号というものを読み取っていくわけですから、それらを理解するだけの知識があったということを物語っていますね。
その後も天皇の専制を不動のものとしたわけですから、まさに強力なリーダーだったと言えるでしょう。
国家を二分するほどの戦いを制した天武天皇。
それだけの大きな勝利の背後にも見えない世界の存在がありました。
人生においては多くの重要なポイントというのが誰しもあるでしょう。
見えない世界を理解するということはそういう岐路においても重要です。
これからも良い記事を書いていきます。