神社参拝と言霊・陰陽
神社を参拝するだけでも作法が色々ありました。
作法それぞれに意味がありますが、良く分からないことを何となくやるのかというのは、大変なものです。なので、言霊や陰陽の理論を元に解説します。
神前にて、手を合わせますが、これは、左(火足…陽)と右(水極…陰)を合わせる行為です。
陰陽を合わせ、調和を意味します。
右手を手前に引くのは、水極で陰のために一歩下がるからです。
拍手の音は天地開闢の音霊です。それで祈ることができるのです。
頭を下げて拝をするのは、敬うためというのも正しいですが、これの理由も陰陽からきています。
立っていますから、下半身は垂直になっていて、縦に伸びる火を表しています。
上半身は水平になっていて、横に流れる水を表しています。
火と水は陰陽の合体という意味もありますが、火水(かみ)なのです。
神道の作法そのものに神性を高める要素は沢山ありますが、意義が分からなければ、空念仏に過ぎませんので、意味を知るのも大切です。
陰陽論もそうですが、見えない世界を知るには、背景にある理論や哲学もとても大切です。右脳も左脳も両方用いた学びに興味のある方は一緒に頑張りましょう。
これからも良い記事を書いていきます。