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お正月と歳神

12月になるとクリスマスのイルミネーションがきれいです。
その後、日本では一斉にお正月の飾りに変わります。
海外では新年までクリスマスの飾りですけれから、日本にとってお正月は特別なのでしょう。

たしかに、日本の正月というのは単なる年初のことではありません。
これは日本で最も古い宗教行事でもあります。
仏教の伝来以前から存在してたと言われています。
日本人は宗教心が薄くなってしまいました。

それでもお正月になればほとんどの家で門松やしめ縄が飾られていますね。
年が明ければ多くの人が晴れ着を着て初詣初詣が見えてかけていると思います。
これらは全て神道の行為です。

見える世界だけの視点で合理的に考えるならば、日付が変わっただけで明けましたおめでとうとお祝いするのは何だかおかしなことかもしれません。
しかしながら日本人はほとんど そうではなく宗教を信じていないという人でさえも、お正月をお祝いしています。

正月というのは家に年神様をお迎えしてお祝いする行事のことです。
日本人はあらゆるものに霊魂があるというアミニズムを信仰していました。
人は死ぬと魂は別の世界に行き、一定期間が過ぎると大きな集団である祖霊、つまり、ご先祖様になります。

春になれば田んぼの神様になりますし、秋が終わると山の神様になります。
そしてお正月には歳神様となって家にやってきてその年の豊作と家族の健康をもたらします

門松は歳神様の依代です。
つまり、この世界に下りてくる時の目標となるものですね。

しめ縄は天照大神を天の岩戸から連れ出した際に張らせました。
正常な区域であるということを示しているものです。

つまり、新年のしめ縄や締め飾りは、歳神様を招き、悪いものを中に入らないようにするための結界です。

また、鏡餅も歳神様へのお供えという意味合いがあります

お正月はこれだけ重要なものですから、その直前には大掃除を済ませて大祓があります。

清めた上で新しい年を迎えるためです

このように 宗教 心がついてはいる日本人でも しっかりと進行は根付いています 何気なく行ってるかもしれませんが とても大切なものですから 興味のある人は是非一緒に学びましょう


これからも良い記事を書いていきます。