霊魂の研究
霊はこわい?の記事をお読みいただけたでしょうか。
この記事では、霊がなんなのかわからない、こわいという方に向けて、「霊はこわくないですよ」という内容を「まんじゅうこわい」に喩えてお話しさせていただきました。
この記事を読んで、霊がこわくなくなったというご報告を多数いただき、大変嬉しく思います。
上記の記事では、霊のことを便宜的に「精神」や「霊体」などと表現いたしました。しかし、こういった単語に学術的な定義はあるのでしょうか。
本日は、異次元科学分野の学術的な研究がどの程度進んでいるのかについてお話しして参ります。
文系?理系?
霊魂(スピリチュアル)の分野は、表と裏では研究のレベルが数百年は違いますから、完全に分けて考えた方がいいです。
まずは、皆さまが生活している表の世界での研究がどうなっているかをお話しいたします。
表の世界(一般大学での研究、一般的な学術論文、一般用語)では、霊魂については、宗教学、民俗学、文化人類学などといった人文科学からの研究があります。
これらの人文科学分野では、霊や魂といった概念の変遷についてを研究しています。
つまり、霊魂の研究は、現代では「文系」のジャンルということです。
不思議ですね。霊は一種のエネルギー体ですし、精神構造や超能力などは人体に関わる内容ですから、明らかに理系の分野のはずです。
しかし現代では、異次元科学分野においては、宗教家が天動説を唱えているような状況が続いています。コペルニクスは一体どこにいるのでしょうか。
用語や概念の定義
魂、マナ、霊、精神、魂魄、おばけ、云々......。
人間の個体レベルでも、霊体の階層や用語は数多くありますが、2021年現在では、表の世界では、残念ながら物理学や医学などでの明確な定義はなされていません。
学術的な定義がないため、語り手によってこれら用語の説明は少しずつ変化していきます。
「精神と霊体と魂の違いはなんですか」と聞かれても、そもそもの各用語の定義が曖昧なため、明確に説明することができないのです。
ちなみに、エーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体などは狭義の「神智学(Theosophy)」の中で定義されています。
神智学は主に宗教学(人文科学)で研究がされています。
神智学を研究している宗教学者は、神智学を学問分野というよりも、主観的・直感的な思想が中心であるとして宗教として特徴づけています。
※神智学協会の紋章
広義の神智学には、グノーシス派や新プラトン学派も含まれます。
スピリチュアルの分野は、現状は「誰でも語ることができる」面がありますから、一般的に「怪しい」という印象がついています。これも、理系分野での学位が存在せず、学術的な研究が進んでいない以上は仕方のないことです。
定義(正解)が曖昧なため、論理思考の強いタイプはとっつきにくく感じ、感覚的に捉えることが得意なタイプは、どこにあるかわからない真の正解を求めてジプシーになりやすいです。
裏では研究が進んでいる
では、スピリチュアルや超能力の研究が進んでいるという裏の世界とは、一体どういう世界なのでしょうか。
裏の世界は、決して一枚岩ではありません。一般的には、それぞれの組織が独自に研究を重ねて、得た成果を一般人にわからない形で活用しています。
研究結果の情報や成果物は、時に高額で取引されます。
有名どころですと、スイスのCE◯Nが管理するL◯Cや関連設備は、一般的には「素粒子物理学の研究」を称していますが、その内容は異次元や並行世界の物理的な研究です。
A◯ICE◯出器はまさに不思議の国を垣間見るために使われる設備です。日本の有名大学からも、理系の研究者が多く携わっています。
日本国内では、全国各地に実験施設がありますけど、中でもつ◯ばのKE◯は有名ですね。
日本の企業でも、S◯NYの超能力研究所は、以前は大々的にその名を公表していました。しかし、その内容があまりにも際どいということで、現代では表向きには「廃止された」という形になっています。
当然ながら、各国の軍部も研究を進めています。
一部の大学や大学院では、パラレルワールドを理論物理学で説明する授業もあります。
表の世界で基礎・応用の教養を習得し、高度な内容の論文を発表し、理系の研究者として一人前と認められ、さらにコネクションのある一部の人が、裏の研究に携わる資格を得ます。
コペルニクスは裏の世界にはたくさんいます。
※固有名詞は一部伏せています。
※具体的な研究内容は公開の場では言えないため、気になる方は、まずはご自身でお調べください。
大事なのは共通認識
いくら裏の世界で研究が進んでいると言っても、彼らの論文をわかりやすく翻訳されたものを一般人が読めるわけでもなければ、当然教科書などありませんし、報道番組でニュースになるわけでもありません。
あくまでも、裏は裏です。
特定の用語を一般大衆に説明したいと思ったときに重要なのは、表の世界における用語の明確な定義と、一般大衆の共通認識です。
メディアの責任がいかに大きいかは、この辺りからも伺えますね。
表と裏は違うということは承知しておいた方がいいです。
霊魂の研究
表の世界では、魂、マナ、霊、精神、魂魄、おばけ、云々......といったものの科学的な定義はないため、一般用語で説明することは残念ながらできないとお話しました。
一般用語で説明できないだけで、その存在はありますし、当然理論も存在します。
現状ですと、各々が独自に「暗黙知として理解する」か、特定のグループ内で共通認識を作りその範囲で会話をするしかありません。
しかし、裏の研究の情報が一般に開示されてゆけば、各大学でも表立って研究を始めることができますから、世界共通概念として使用できる専門用語として定義されてゆくでしょう。
全世界で情報が開示されることと、学術的な研究が進むことを、心待ちにしています。
どんなに霊的感覚が優れた方でも、なんとなく。感覚的に。といった主観的な説明だけでは説得力に欠けます。サークルでは、見えない世界の理論を説明し、メンバー自身が論理的に説明できるようになることを目指しています。
やる気のある方は共に励みましょう。
これからも良い記事を書いていきます。