命の燃え方
あらゆるものがバランスを取ろうとするのが神の意志でした。
それは生きること、死ぬことに対しても同じです。
命は生まれてから死ぬまで、絶えず活動しています。さながら命を燃やしているのです。
この命の燃焼にもバランスというものが出てきます。
アンバランスな燃え方として、爆発的に燃えるか、燃えにくいかという極端状態。
そして、バランスの取れた燃え方。
バランスが取れていれば、きちんと寿命まで燃えることができるでしょうが、不完全な燃え方ではどうでしょう。
爆発的に燃えれば短い期間で焼き尽くしてしまうかもしれません。とはいえアンバランスではあるものの、生命力を無駄なく焼き尽くしたのですから、不完全ながらでも自然的と言えます。
火がつかないというのは、燃料が減らないと現代の感覚では考えがちですが、魂のエネルギーが外に出ず、内部で激突しているために燃えないのです。
これでは、火はついてなくともエネルギーがどんどん消耗してしまい生命力は低くなります。
長く生きたければバランスが大切なのです。
エネルギーが有限なのですから、もちろん役割があり、死とは役割の完了を意味します。存在理由を見つけていくというのはそういう意味でも大切なのです。
命とは何なのか、自分の存在とは何なのかと悩むことはありますが、そういうものを知るのも見えない世界のことを学ぶ目的の一つです。一人で悩まず、一緒にそういうものを考えていきませんか。
これからも良い記事を書いていきます。