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2月と和風月名

前に1月の和風月名である睦月についてお話ししたところ、多くの反響をいただきました。

今回は2月の如月についてです。

その由来は、まだまだ寒さが厳しい時期で、衣を更に重ね着するという意味から衣更着と呼ばれるようになりました。

しかし、漢字ではどうして如月が当てられたのでしょうか。

中国では2月のことを如月(にょげつ)とも呼んでおり、それが漢字として使われたようです。

それには、寒い冬が終わったことで、春に向かって万物が動き始める時期という意味があります。

日本もかつては2月がお正月だったのを強引に西洋式の暦を適用して変えてしまいました。
本来の暦ならば、2月というのは始まりの月だったわけですね。

本格的な春を前に、新しいことが動き出す如月ですから、色々チャレンジしてみるのも良いと思います。

色々動き出す月にも関わらず、今のカレンダーの2月ではそういう雰囲気は感じられません。
見えないことを知ることで、大切な意味ということが分かってくるように思います。
見えるだけが全てじゃないということを実感されている方は、これを機にぜひ一緒に学んでいきましょう。


これからも良い記事を書いていきます。