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33歳男性が、初めてスープボーン(手羽端)を圧力鍋で調理し、人生を学んだはなし

前回は、書きながらPerfumに興奮してしまい、書きたいことが書けなかった。


実際は、一昨日、昨日と、買ってきたスープボーンの調理方法を調べていた。

しかし、スープボーンで検索しても、そもそもスープボーンという単語自体が出てこない。出てくるのは、ボーンブロスばかりだ。

「ボーンブロスってなんだよ」

僕が知っているブロスは、ハンマーブロスとヤクルトにいたブロスだけだ。

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ボーンブロスはこちら


色々調べると、スープボーンは正式名称ではなく、手羽端という部位らしい。手羽先の先部分で手羽端だ。なるほど。

手羽端で調べると、YouTubeでも動画があった。


ここから、手羽端の調理を書きたいと思う。

まず、手羽端を圧力鍋でにて、スープつまり、ボーンブロスを作ろう思った。手羽端を適当に洗い、冷蔵庫から一緒に似て良さそうな食材を探し、ショウガとニンジンも煮ることにした。

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圧力鍋を使うのは初めてだ。使い方が全く分からなかったので母親に教えてもらった。最初蓋をしてから、火をつけたのだが、「これじゃアクが取れない!」と気付き、蓋を外し沸騰後、アクを取ってから再度蓋をした。

圧力鍋というのは、何か機械的に食材に圧力をかけているのかと思いきや、ただ単に、蓋が鍋と密着していて、蓋の強化版みたいということと知り拍子抜けした。

圧力鍋で煮込むと、ヒュー!と音がし始めた。僕は、この音が苦手だ。今にも爆発しそうな感じで怖いのだ。魔人ブウが封印から解かれる場面と被る。

僕は、御茶ノ水駅にある博多天神をよく食べるのだが、店ではどでかい圧力鍋でとんこつスープを作っている。以前、そのヒューヒュー言っている圧力鍋の前の席を案内された。

「あのどでかい圧力鍋がもし爆発したら、、、」

ものすごい爆発音と共に、濃厚な豚骨スープが店内にブチまかれ、僕は高温の豚骨スープに浴びる。僕は顔面に大火傷を負い、全身豚骨臭を撒き散らしながら、救急車で病院に運ばれるのだろう。

想像するだけで怖くなり、ラーメンを食っている場合ではなかった。天神では、替え玉一杯無料なのだが、「すみません!替え玉半分で」と言い、少しだけ、普段より早く店を出たことがある。


とりあえず、沸騰してから、25分にて、30分放置した。蓋を開けると、ショウガの良い匂いがした。

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試しに、しゃもじですくいスープを飲んでみた。「味薄いな」これが感想だ。うっすら鳥白湯感はあるが、イメージしていたより味は薄い。

とりあえず、塩コショウをして、スープとして飲んでみた。優しい味だ。

最近、料理のお兄さんリュウジ を参考にし、ごま油、味の素、白だし等で味付けをしている僕には物足りなかった。

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次に、手羽端とショウガと取り出し、これは後で食べてみる為、醤油等に漬け冷蔵庫で寝かせる。


スープは、マロニーを入れることにした。合うような野菜が無かったので、ウインナーを3個入れ一緒に食べた。

スープに塩コショウ、肉を付けた汁を入れ食べた。味がしっかりとしてきた。でも「美味い!」というわけではない。

フォーみたいに、パクチーや、味のあるものを入れたらもっと美味しくなると思う。


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ちなみに、ニンジンはそのまま食べた。人生で食べたニンジンで一番柔らかかった。ニンジンのあまみだけを感じ、「離乳食ってこんな感じなんだろうな」と、歯の無い赤ちゃんをイメージして美味しく頂いた。


数時間後、手羽端を調理する時間だ。

実は、買ってきた時、3本だけ軽く調理して食べていた。想像以上に柔らかく、コラーゲンというイメージがぴったりだ。しかし、肉の部分は少なく、世界の山ちゃんの肉部分を半分以下くらいにしたイメージだろうか。

綺麗に肉を食べるのは、ほぼ不可能な食材と判断した。

それが、醤油に漬け置きする前に食べてみたら、肉がスルっととれ、綺麗に食べられるではないか!

正直感動した。圧力鍋で煮るだけで、食べられない食材が食べられるようになったのだ。もう少し煮れば、骨までも全部食べられると思う。


手羽端は、フライパンで焼く。片栗粉と付けて焼く。2種類で食べてみた。

そのまま焼き

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片栗粉焼き

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僕の好みだと、そのまま焼いた方が美味い。ただでさえ柔らかい肉が、圧力鍋で柔らかくなっているので、片栗粉をまぶしても、カラッという感じにはならないのだ。

そもそも焼かなくても、味付けするだけの方が美味いかもしれない。

でも、正直、一番美味かったので、ショウガだ。ショウガも味付けして、フライパンで軽く焼いたのだが、物凄く美味かった。

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煮ているので、もちろんショウガの味、香りは大幅に失われているのだが、ショウガらしさは感じられる。触感もまだ残っており、手羽端よりもショウガの美味さに気付いたのは嬉しかった。


毎回料理をして思うのだが。今回、初めて手羽端を買い、初めて圧力鍋を使ってみたのだが、次はもっと美味く出来ると思う。

料理も卓球も仕事もやってみないと美味く(上手く)ならないのは、一緒なんだなと、1人で学んでいます。

料理もなにごともやってみるのが大事なんだなぁ てるお


手羽端は骨がたくさんあるんだなぁ てるお

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