優勝賞金10万円のオープン戦
卓球のオープン戦としては破格の賞金がもらえる大会に出場した。
6時に起き、約2時間かけて、会場に到着。
試合方式は3名3シングルスの団体戦だ。
予選リーグが始まるも、進行が下手くそでなかなか試合が進まない。
決勝トーナメントに入った時間は、既に15時となっていた。
誰もが、進行の遅さにイライラしながらも、僕らは、順調に勝ち進み、準々決勝に進出した。
これに勝てば、ベスト4。
ベスト4でも、賞金3万円がもらえる。
試合は激戦だった。終わった時点で時計の針は、19時半を過ぎていた。
激戦の後、コートに残るよう言われる。
そのまま準決勝が行われる為だ。
第一シードの関東学生若手OBチームが来る。
3台を使って一斉に試合開始。
試合は一瞬で終わった。もちろん第一シードのチームの勝利だ。
試合後、僕ら3人は、「一瞬で終わってよかったね」と話した。
なぜなら、賞金も獲得出来ず、敗者審判をしていたからだ。
※フィクションです。写真も適当です。
よろしければサポートお願いします!普段褒められない為、サポートして頂くと、モチベーションアップします!