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早朝サウナのお客さんはキャラが濃い

先日、ホームサウナの神田セントラルホテルに行き、いつも通りサウナイキタイにサ活を書いた。投稿すると59回目の訪問となっている。僕は、お泊りでしか利用したこと無いので、恐らく30泊しているのだろう。

神田セントラルホテルに泊まると、夜にサウナへ入り、明朝サウナに入る。夜よりも、朝の方が圧倒的にキャラが濃いお客さんに出会う確率が高い。

ポケモンに例えようとして、トキワのもりのピカチュウの出現率を調べたら思ったより低い5%だった。(赤の場合)

ビードル45%、コクーン40%、トランセル5%、キャタピー5%、ピカチュウ5%。良い感じのポケモンがいない。

僕が早朝サウナで、濃いキャラのお客さんに会う確率は20%位である。先日も2人出会ったので、今までを思い出してみた。

ちなみに、早朝と言うのは、5時から6時半の間である。神田セントラルホテルは、5時からサウナの利用が可能である。


服を着てタオルで全身をくるみ爆睡おじさん

テレビがある休憩室で、服をしっかり着て、その上からバスタオルを被せ、イスを2個使い脚をしっかり伸ばして寝ているおじさん。

僕は6時15分に行った時には既にぐっすり睡眠状況。しかも宿泊客でなく、外来サウナである黄色いロッカーキーを着けている。

「え?サウナって5時からだよな?しかも外来だし。このおじさんは5時に来て1時間サウナ入って、爆睡しているってこと?」と、なかなか理解しにくいおじさんの行動を想像すると、余計に頭がこんがらがってしまった。

その後7時半頃となり、ぐっすりおじさんの横にある唯一空いているイスで休憩していると、背中に大きな刺青が入り日焼けした恰幅の良いおじさんが登場。

ぐっすりおじさんに「おじさん!イス借りるよ!」とぐっすりおじさんの足が乗っていたイスを奪い取り、座ったのだ。もちろんぐっすりおじさんは、何が起きたか分からず目をあけると、こわもてのおじさんがいる。

しかし、ぐっすりおじさんはブレない。そのまま何事も無かったかのように、睡眠を続けたのだ。


ドライヤーで首に風を当て続けるおじさん

ぐっすりおじさんと、刺青おじさんとのやりとりを見た後、浴室に向かう。「なんだかずっとドライヤーの音がしているなー」と思っていて、洗面所を見ると、おじさんがおでこを洗面所に当て突っ伏した状態で、首にドライヤーの風を当て続けていた。

「え?なんで?温風?冷風?どっち?」

?しか浮かばなかったが、考えずに浴室のドアを開けた。早朝のサウナにはよくわからない行動をする人が多い。


永遠に髭を剃り続けるおじさん

これは結構多い。洗面所の鏡を見ながら、カミソリをずっと顔に当てながら髭を剃っているのだ。「え?そんなに剃っていたら血だらけにならない?」と心配になる程、ずっと剃っている。

この永遠髭剃りおじさんは、ビードル、コクーンレベルの出現率でいる為、見たことある人も多いであろう。

おじさんに人気のサウナに行くと、必ず一人はいるといっても過言ではない。


両肩にタトゥーが入っているのに、サウナ最下段に座るお兄さん

サウナでは常に上段に座る僕。ドアが開くと、両肩にタトゥーが入ったお兄さんが入って来た。タトゥー耐性の無い僕は毎回少し緊張する。

するとお兄さんは、速攻でドア横の最下段(1段目)に座った。基本的に2段目、3段目が埋まっている時以外、1段目に座る人はいない。

「え?お兄さんタトゥー入れて気合入っているタイプじゃないの?」と、別に誰が何段目に座り、何分サウナに入ろうが構わないのだが、タトゥー=気合入っている と思っている僕は拍子抜けしたのだ。


ここまでは、いそうなお客さんなのだが、今までで一番びっくりしたお客さんに遭遇したことがある。

浴室のドアを開けると、バスタオルを胸から巻き、水風呂の縁に腰を掛けるおじさん?(明らかに40代後半のお姉さんだった)

5時30分頃、目が覚めて朝ウナに向かう。寝ぼけ眼で、B1の大浴場に向かい、ロッカーで服を脱ぎ、浴室のドアを開ける。

前を見ると、バスタオルを胸から巻き、水風呂の縁に腰を掛ける40代後半くらいのお姉さんがいた。

「やべ!朝は男湯と女湯が変わるのか?これはまずいことをした!」と思い、入口の暖簾を確認する。

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やはり男湯である。

「あれ?これはまだ夢の中なのか?」と思って呆然としていると、ドアが開き、「間違っていませんよー」とお姉さん。これは明らかにお姉声だった。

「はー良かった」と思いつつも意味が分からないまま、お姉さんを見ないようにして、洗い場へ。頭を洗いながら、お姉さんをこっそり見ると、水風呂の水を片手ですくい、身体に浴びせている。仕種さだけみると、妙に色っぽい。

身体を洗い、お風呂に入る。その後、水風呂前のお姉さんの前を横切り、サウナに入る。

「あれは何だったんだ?スタッフの人は知っているのか?あの人は男なのか?女なのか?なんで隠しもせず目の前に現れたんだ?見せつける為だったのか?」汗が流れるように、?が浮かび続ける。

なんだかすっきりしないまま、サウナを出ると、お姉さんはいなくなっていた。そのまま水風呂に入り、身体を拭き休憩室へ。そこにもお姉さんはいなかった。

「お姉さんだったら、着替えて、髪を乾かすのも時間がかかるはずなのに。さっきのは本当に幻だったのか?」


早朝のサウナは、夜のサウナとはかなり雰囲気が変わる。びっくりすることもあるが、利用客が少なく、濃いキャラの多い早朝サウナが僕は好きである。

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