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サウナ初級者が、サウナ&カプセルホテル北欧に行ってみたはなし-サウナ北欧編ー

先日サウナーから、「北欧、予約したら行けそうです」とLINEが来た。北欧と言うのは、上野にある人気のサウナだ


サウナ初心者から、初級者にレベルアップした(と勝手に思っている)僕でも北欧と言うのは聞いたことがある。

「上野にあるのか、今後は神田のニューセントラルホテルでなく、北欧を利用してみよう」と思った。


そして、会社に2日連続出勤する時が来た。「これは、北欧に行くしかない!」と思い、前日北欧のHPと楽天でカプセルホテルの価格を比較した。

通常だと、北欧HPが100円安かったのだが、楽天ではクーポンがあった為、3300円で予約することが出来た。安い!


そして、当日、会社から北欧までの行き方をググる。電車利用で20分、徒歩で28分。僕は、徒歩で28分を選んだ。ハライチのターントーク集を聞きながら歩けば、28分なんてあっという間だ。

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北欧到着、6Fの受付にエレベーターで向かう。エレベーター内のポスター、ステッカーで、テンションが上がる。

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6Fに着き、エレベーターのドアが開くと、たくさんのサインが飾られていた。

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ロッカーで、館内着に着替え、5Fのお風呂/サウナへ。体重計に乗ると、61.4㎏。冷水器で水を飲んで、とうとう入場だ。

ドアを開けるとすぐ左にサウナ、その横に水風呂、奥にお風呂、左に曲がると露天風呂と外気浴スペース。気になる人はHPで。見取り図と写真が載っている。


身体を洗い、お風呂で身体を温める。ここまで10分。そしてとうとうサウナに突入だ。

が、サウナドア横に、おしりに敷くシートが大量に積まれている。「これを使うのは必須なのか?」「2列あるけど、どっちが使用前で、使用済みなのか?」よくわからない。しかし、サウナ前でモジモジしているのは、恥ずかしいのでシートを取らずにサウナに入った。

中には6人ほどいた。一瞬で皆のおしりを確認すると、全員シートを敷いている。「これはシート必須だったか」と失敗。上段と下段があり、上段に座る。「おしり熱いな、だからシートが必須なのか」と理解。

サウナ内は、必ず一人分のスペースを開けて座るように、注意書きが置かれていた。それでも14人くらいは入れる広さだ。

座ると「結構熱いな」と思い、温度計を見ると110度となっていた。110度のサウナは初めて入った。水の沸点は100度。なぜ110度で人間は生きれるのかよくわからないが、とにかく110度の空間に、生まれて初めて入ったのだ。

夜ごはん前+約30分歩いた状態で、110度のサウナはなかなかきつかった。汗の出始めは、4分目くらいだろうか。スカイスパYOKOHAMA、The Sauna の方が、汗は出やすかったように思う。

なんとか10分入り、水風呂へ。4人くらいは入れる広さだ。

かけ水をして入ると「冷たいな。」温度計を見ると13度。15度以下の水風呂に入ったのは初めてだ。1.2分程、身体を冷やして、外気浴スペースへ。

イスが7個、ほぼ横になれるイスが3個。露天風呂のお湯をイスにかけ、さっそく寝そべってみる。イスは使う前と使った後に、お湯をかけてあげるマナーを覚えたのだ。

視界には、屋根が7割、空が3割見える。音は、お風呂の音と、上野の音。風はあまり感じない。気温は20度弱位だったので、暑くもなく寒くもなく。都会で寝そべって外気浴するなんて、最高の環境だ。

しかし、恐れていたことが起こった。まだnoteに書いていないが、初のサウナ旅で、The Sauna とホテルマウント富士 に行った。


サウナ旅で、僕の身体は贅沢になり過ぎた。子供の頃から岩手のばあちゃん家で、大きくプチプチ感がたまらないイクラを食べていると、お寿司でイクラを食べても全く美味いと感じない。そんな感じだ。

ホテルマウント富士で、最高の外気浴を体験した僕は、北欧の外気浴では、満足することが出来なくなっていたのだ。

といっても、あれはあれ、これはこれ。ゆっくりと身体を休めることにした。疲れていたのか、約15分休憩し、そして2セット目へ。

冷水器で水を飲み、おしりに敷くシートを持ち、シャワーで軽く洗い流す。水風呂に入っている時に、そのようにしているおっちゃんがいたのを真似た。

2セット目のサウナに入ると、サウナは満員。1セット目の間に、若いサウナー達が増えたようだ。「どうしようか」と1秒迷って、下段の人の足元にシートを敷き座る。10秒後、出た人がいたので下段へ移動。

「上段に比べ全然熱くないな」しかも、ドアの目の前だったので、恐らくサウナ内で最も熱くないスペースに座っていたと思う。何人かドアを開けてサウナに出る度に、熱さが和らぐ。

「このままだと15分以上入らないといけないな、早く移動できないかな」と思っていると、ふと上段から、その日唯一サウナハットをかぶった20代のサウナーが、サウナストーブへ向かう。そして、ロウリュをし始めた。

「おーセルフロウリュが出来るのか」と思いつつ「こいつ、満員のサウナ内でアピールしてきたな」最近の言葉だと「マウント取ってきたな」と思った。恐らく、僕と同じ感想を持った人は、半分以上いたと思う。

※もし、純粋にサウナの温度を上げたくて、ロウリュしてくらたならごめんなさい。僕のヘソは少し曲がっているんです。

その後、なかなか上段へは移動できず。12分のうち最後の2分を上段で過ごし、サウナを出た。

2セット目は、イスで休憩。そこで気付いたのだが、今までの休憩時よりも鼓動が速い。恐らく、水風呂の冷たさが影響しているのでないかと予想した。

鼓動が収まるにつれて、さっそく激しめのあまみが出てきた。サウナを経験するにつれて、あまみが出やすくなってきているのかもしれない。

13分程休憩して、3セット目のサウナへ。


実は、2セット目の水風呂中に、2列に置かれているおしりに敷くシート。どちらが使用済みなのかが分かった。このように毎回サウナの環境に慣れていくのは面白い。自信満々で新しいシートを持ち、サウナに入った。

上段、サウナストーブの真横のベストスペースが空いていた為、さっそくそこに座りあぐらをかく。

すぐに、なかなか身体の締まった、30代後半サウナーが入室。僕の横に座るかと思いきや、しばらく立っていた。立ちサウナをしている人は初めてだ。

「なんでこの人は立っているんだろう。まず全身でサウナの熱さを感じてから、座ると良いことがあるのだろうか?」「頭、上半身、下半身、全身を敏感に使い、それぞれの温度を感じながら、サウナの状態を調べているのだろうか?」

30代後半サウナーは、そのままセルフロウリュを行った後、ゆっくりと座りサウナを堪能していた。

サウナストーブ横なので、ロウリュ直後に一気に熱さを感じるかと思ったが、少し時間が経ってから、グワーッと熱さを感じた。「一度天井に行ってから降りてくるんだな」と改めて実感。

その後、入室して1.2分のお客さんが、ロウリュを行った。「おいおい、さっき30代後半サウナーさんが、ロウリュしたばっかだぞ」「別に温度ぬるくなってないだろ」「そもそも2回のロウリュに耐えられるのか」と不安を感じながら、2回目のグワーッと熱気を耐えた。

またその後、若いサウナー3人組が入室。座る前に一人が、速攻でロウリュを行った。「おいおいおい!さっき2回ロウリュしたばっかなんだよ」「ちゃんとサウナ内の温度を感じてから、ロウリュするか判断してよ」と、8分間で3人がロウリュを行うという一気にハードなサウナを体験。

なんとか10分耐えてサウナを出て、「セルフロウリュする時のタイミングや、マナーってあるのだろうか」と思いながら、水風呂に浸かった。鼓動バクバクが嫌なので、1分間で水風呂から上がった。


結局4セットを堪能。

サウナ後は、一人で初のサウナ飯。北欧はカレーが有名という情報は得ていたので、生ビールとカレーを注文しようと思ったが、メニューの餃子が目に入り、生ビールと餃子を注文。

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「この餃子、あまり美味そうじゃないな、失敗だったかな」と思って一口。「あれ、アツアツで美味い!餡がみっちり入っている!」と予想を裏切る美味さに感動。

数分後に、もうラストオーダーとのこと。「あぶねー、もう少しゆっくりしていたら、ご飯食べられなかったじゃん」と、今後は事前に調べるようにしよう。

そして、名物のカレーを注文。店員さんが別のお客さんの注文を取っている間、そのお客さんのハイボールが美味そうに見え、「すみません。やっぱりハイボールも追加でお願いします」

カレーは普通に美味しかった。でも普通に美味しいカレーだ。

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食後はカプセルホテルで就寝。カプセルホテルに泊まったことはあるだろうか? カプセルホテルは、疲れたサラリーマンが多いので、2点覚悟しておいた方がよいことがある。

いびきと加齢臭だ。

「クマでも寝てるのかよ!」と突っ込みたくなるような大いびきをかいている人が絶対にいる。北欧には耳栓は常備されていなかったので、イヤホンを付けて寝た。

そして、カプセルルームに入ると、加齢臭、親父臭を感じるのだ。空気清浄器も、ぐおぉぉーん!とフル稼働しているのだが、それでも感じる。北欧であれば、空気清浄機を3倍の量に増やせば、加齢臭問題は解決すると思う。(つまり、少し空気清浄機の量が少ないと思った。)

ちなみに、カプセル内に入れば問題ない。

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以上、これが初の北欧体験だ。今後もお泊りする時は、神田ニューセントラルホテルでなく、北欧を利用するだろう。

神田ニューセントラルホテル、今までありがとうございました。







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