売却を決心して大事な視点

こんにちは。ユニコンの照井です。

M&Aの支援して10年以上になりますが、当たり前だが結構盲点になっていることについて記載したいと思います。

それは、売却を決心してからの業績です。

売却を決心して、いざ我々のようなM&A業者に連絡し、進めることになり、譲渡価格などを決めていきます。基本的には、譲渡価格については直前期の決算が一番重要な指標としてみて、過去3期分の決算と今後の事業計画などをもとに算出してまいります。

そして、M&Aの買い手探しから最終契約へと向かっていくのですが、その期間は約半年から1年くらいかかってきます。

どうしても、M&Aの作業がはじまると、どちらかという経営管理的なことが買い手から聞かれることが多くその対応をすることが多く、足元の業績までに今までより気が回らないということが起きてしまいます。しかし買い手は必ずプロセスの中で足元の業績を聞いてきます。

足元の業績を買い手からヒアリングされた際に、昨年対比や計画対比で100%を割っていたりすることがあると、譲渡価格の交渉などを当然に行ってきます。

上記のようなことを起こさないためにも、
売却を決心したからこそ、足元の数値をしっかりと計画通りに出していくことが売却を成功するためには、非常に重要であると思います。



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