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CANON 50mm F1.2と散歩10(武蔵野公園(野川)~ICU)

2021年3月27日(土)、東京は桜が満開だとニュースでは報じている。日曜日は雨の予報なので、久しぶりにCANON50mm/1.2を持ち出す。おそらく来週末は散ってしまっているだろう…。本当はじっくり撮りに行きたいのだが、午後は所用があるため午前中しか時間がない。

一応他のレンズも携行するが、基本50mm1本勝負で行くことにする。

野川沿いの桜はまだ満開にはなっていないが、かなり咲いてきている。

土曜日だがまだ人が繰り出してこない時間帯だ。それでもカメラを持った人が数人撮影をしている。みんな長めの望遠ズームを装着している。

どうもこのレンズはF1.2開放で撮ってしまう。F1.2のレンズの魔力かな…。

一昨日の井の頭公園と違い、やはり陽が射していると春を感じる色になる。野川の小金井新橋の枝垂桜の様子を見に行く。

小金井新橋のところにある桃の花。毎年この時期、毎週のように枝垂桜の開花状況を確認しに来るのだが、この桃の花が咲くと枝垂桜の開花ももうすぐだと感じる。

枝垂桜の開花は始まっていた。来週か再来週が満開か…。枝垂桜は染井吉野と違い、少し長めに咲いてくれるので、2週連続で楽しめる感じだ。

西武線の写真を撮ろうと思い、ICU15番遺跡の坂に向かう。

坂の下から撮る。シャッターを押すタイミングが少し遅かったか…、菜の花電車…。

坂の上のいつものスポット。桜と菜の花と電車。せっかくミラーレス1眼なのに、レンズがオールドレンズなので、絞って置きピンで撮影する。少し離れたところで白レンズを付けたEOSで撮影している人がいる。AIサーボAFで連写しているだろう。今時置きピンかよ、という感じだがライカではいつもそうなので違和感はない。

振り返るとフェンスの向こう側のICU(国際基督教大学)の敷地に、撮りたくなるような黄色い花が咲いている。

こういう時のためにバリアングル液晶ってあるのね。あらかじめピントを合わせ、片手でカメラをフェンスの上に持ち上げ撮影する。

いつもはICU15番遺跡の坂からICUの裏門を入ってICU高校にある枝垂桜を撮影するのだが、コロナ禍で構内は観桜目的も含め立ち入り禁止になっている。それ以前に関係者以外は立ち入り禁止のところをこれまでは勝手に入っていた訳だが…。裏門まで行ってみるが、守衛さんが目を光らせていて入れない。ICU高校の枝垂桜は素晴らしく、それこそ立ち入り禁止で人があまりいないので楽しめるのだ。でも昨年はコロナ禍が始まっていたので、撮影していたら警備員に注意されたのであった。

↑ 2018/3 ICU高校の枝垂桜, Powershot G5X

仕方なくICUの敷地を巻いて、一応ICUの正門に向かう。途中、中近東文化センターの桜を撮影する。

ICUの正門に着くと、やはり警備員が出入りをチェックしている。写真を撮影していいか聞いてみると、敷地の外からなら撮ってもいいと言う。少しだけ中に入りたいというと、ダメと言われた。仕方なく境界線を越えられず撮影する。

例年であれば、このメインストリートは人で溢れている。今は誰も歩いていない。ICU行きのバスに乗れば構内のバス停まで入れるので、バスに乗って入ってもいいのだが、そこで写真を撮影していたら、また警備員注意されるのがオチだろう。いいオトナなのでそこまではしないことにした。

↑ 2019/3 ICU構内, Powershot G5X

例年通りであれば、このような桜のトンネルが楽しめるのに…。


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