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NOKTON classic 35mm F1.4再考

2023年10月1日(日)、久しぶりにVoigtländer NOKTON classic 35mm F1.4 SCをカメラに装着して散歩に出た。

このレンズは、2018年にライカM4の常用レンズとして購入したもので、当初はフィルムでの撮影に使用していた。

2020年にEOS Rを購入してから、デジタルでも使用するようになった。

本当はデジタルMで使用したいところだが、今のところちょっと手が届かない…。このレンズは結構人気があるようだが、同じNOKTONの名前を冠した40mmF1.2を購入した後はそちらがメインになってしまい、さらに最近はRokkor40mmF2やSUMMARIT50mmF2.4がメインになって、あまり使用しなくなっていた。特にSIGMA fp購入後はほぼ使用しなくなっていた。

そこでSIGMA fpで使用してみようと思い立った…。

10月1日は都民の日なので、都立の公園は入場料が無料となる。神代植物公園も無料であるが、もともと無料で入れる水生植物園の彼岸花を歩いて見に行くことにした。

2022年10月に通りがかった深大寺北町花の庭にコスモスが咲いていたので撮影する。

深大寺北町 花の庭のコスモス
深大寺北町 花の庭のコスモス

久しぶりに使用してみると、なかなかイイ。モデルチェンジされる前の旧型であるが、何ら問題はない…。

調布市総合体育館

昨年、皆既月食を撮影した調布市総合体育館。

杭に自転車の鍵が置いてあった。何でもない光景を幻想的に写すことができる…。

深大寺山門

深大寺の山門前にススキ、秋を感じる…。
神代水生植物園に到着してみると、彼岸花はまだ頑張って咲いてくれていた…。

神代水生植物園の彼岸花
神代水生植物園の彼岸花

比較していないので何とも言えないのだが、NOKTON40mmF1.2は非球面レンズのせいなのか、開放時のボケが大人しい気がする…。NOKTON classic 35mm F1.4の方が開放F値がわずかに大きいにもかかわらず、ボケが映える気がする…。気がするだけかもしれないが…。

神代水生植物園の彼岸花

白い彼岸花が輝いていた…。

神代水生植物園の彼岸花

1週間後はかなりの花が枯れてしまっているだろう…。

次の目的地に向かう…。

2017年に強盗事件があった中古車販売店の前を通る。

深大寺北町の中古車販売店

この路面電車のような車両、いったい何だろう? 前にパンタグラフのようなものもある。
後ろが車道でこれ以上後ろに下がれないというシチュエーションだったので、50mmだと全く車両全体が画面に入らず、この場合は40mmでも無理で、35mmでギリギリ入る状況であった。こういう時、35mmレンズの万能性を感じる…。

次の目的地、「Coffee House TOM」に到着…。

最近、プリンやコーヒーゼリーは、Rokkor40mmF2かSUMMARIT 50mm F2.4で撮影するのだが、これらの最短撮影距離は0.8mで、ヘリコイド付きアダプタを使っているものの、もう少し寄れないものかと思う時が多々ある。
その点、NOKTON classic 35mm F1.4は0.7mなので、いくぶん撮影のしやすさを感じた。写真家の方々がよく言っているこの10cmの差は結構大きいと感じる。
NOKTON 40mm F1.2は0.5mなので撮影しやすいはずだが、レンズが大きいのでバランスが今一つだ。35mmか40mmで最短撮影距離が0.5mくらいでコンパクトなレンズを物色するのがいいかもしれないと感じた…。

でも久しぶりにNOKTON classic 35mm F1.4 SCを使ってその描写を見て、改めて人気があることも頷ける。もう少し持ち出す回数を増やそう…。
ズミルックス35mmF1.4とかの描写は、他の誰かが上げたSNSの画像で楽しむことにしよう…。

カメラ / レンズ : SIGMA fp / Voigtländer NOKTON classic 35mm F1.4 SC


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