創作大賞に応募した2つのエッセイと2つの詩

創作大賞に応募した2つのエッセイと2つの詩をこちらにまとめて起きます。

エッセイ

暗闇さん
https://note.com/teruhiroyal/n/need10aed8f4d

ブーメラン
https://note.com/teruhiroyal/n/ne386de465691

詩

『私たち』
https://note.com/teruhiroyal/n/nd11f491bddfb

『見える人と見えない人』
https://note.com/teruhiroyal/n/na35eb5989329

お礼

せっかくこれを見てくれている人にただのリンク集だとつまらないかなと思いこれを書いている。
僕の目はほとんど見えない。
だからときどき、視覚障害者としての社会貢献をすることがある。
小学校の障害者理解の授業にゲストで参加したとき、小学生からこんな質問をされた。
「目が見えなくて困ることは何ですか？」
僕はこう答えた。
「目が見えないことです。」
この話しは、僕という人間を端的に表している。
目が見えないからひねくれたのではなく、ひねくれた性格の上に視覚障害がトッピングされたのが僕だ。
24時間テレビも感情ポルノも嫌いだが、町中で体の不自由な人が頑張っている姿を見ると心が寄り添わずにはいられない。
一応人間の心を持っている。
あるとき、駅ノ階段で僕に声を掛けてサポートしてくれようとしたおばちゃんが、緊張して足がガタガタ震えていたので、僕がおばちゃんを支えて階段を降りた。
あるとき、スーパーに盲導犬育成のための募金箱があったので、これみよがしに「視覚障害の当事者なのに募金してえらくないですか！？」という顔で募金した。
どれもこれも僕の姿。
これのどこがお礼なのか。
素直にお礼が言えないのも僕の姿。
でもここまで読んでくれてありがとう。
また読んでください。