もしかして、障害者のことをわがままって思いますか?

健常者の中には、障害者のことをわがままと思う人がいますか?

僕の周りで、「障害者のことをわがままだと思いますか?」と聞いたところ、障害者全員ではなく、特定の個人や特定の画面でそのように思うことがあるとのことでした。

健常者から見て障害者のことがわがままに見える理由について考えてみました。

実際に障害者がわがままである場合

例えば、障害による心の負担を他の人に補ってもらいたいというのが大きくなると、健常者から見てその障害者がわがままに映るようです。つまり、「自分はこんなに大変なんだぞアピール」が強く出ている場合です。

または、障害を盾にして自分の主張を通そうとするような場合も同様です。障害のことをかわいそうと思っている健常者の方は、障害に対して深入りした会話ができません。そこを逆手に取ったかたちです。

概して、障害者である前に、一人の人間、一人の個人であることが置き去りになると、障害者のことがわがままに見えるのではないでしょうか。

健常者側の偏見である場合

一方で、実際にはそれほどのことでないにもかかわらず、障害者のことがわがままに見えてしまう場合もあります。

その原因として、障害者についての知識があまりないことが挙げられます。情報不足は誤解や偏見につながりやすいです。

また、健常者の側に心の余裕がない場合もあります。気持ちにゆとりがないと、目の前のことがネガティブに見えてしまいがちです。実際よりも現実が拡大されて見えることがあります。

もしくは、自分の意見を言うことを我慢しがちな健常者の場合、他人が自己主張している場面を見てイライラしてしまいます。自分が我慢していることを他人が制限なく行動しているのを見ると、ネガティブな感情が湧き上がりやすいです。

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