自分のハンデを笑いに変えるために考えていること

自分には視覚障害があります。この重たいテーマを笑いに変えられれば、トモダチがたくさんできるのではないかと日々思っています。

さて、いきなりですが、自分のハンデは自分ひとりのものではありません。自分ひとりが背負うものではなくて、世の中の一部としてのハンデだと思っています。自分ひとりのものと思ってしまうと、つらさが深まります。世界の一部だと思うと、つらさが薄まる気がします。

笑いには、「緊張と緩和」が大切と聞いたことがあります。人が緊張感を持っているところで気が緩むことを見たり聞いたりすると、笑いになるということです。視覚障害は、何もしなくても「緊張」の状態が作られています。これはかなりのアドバンテージです。だから何らかの方法で「緩和」できれば、きっと笑いになるはず。例えば、乙武さんが「手も足も出ません」というと笑いになります。

僕の場合、目が見えないことで困っていることや失敗したことがいろいろあります。それを自分で話すことで人に笑ってもらえると、失敗したときのつらさが昇華されます。その感覚がとても心地よくて、追い求めてしまいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?