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つぶやき日記

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noteのつぶやきで綴った日記です。
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2024年9月の記事一覧

外を一人で歩いているとき、
気づいたら白杖を持っていない手がリュックの紐をぎゅっと握っていることがある。
まるで手術のときに看護師さんに手を握ってもらう患者のようで、
自分は不安を感じているのだなと気づくとともに、
恥ずかしくなって手を放す。
そして気づいたらまた紐を握っている。

今日のスポーツ大会での記録。1500mが6分20秒、800mが3分6秒でいずれもベスト記録。トラックが本当に走りやすくて、大会のアドレナリンもあり、良い記録につながった。普段の公演では足元の凹凸への意識や他の人への衝突への意識が身体を抑制する方向に働いていたことに気づいた。

福岡で年に一度の暮らしをかえる「め」の福祉機器展に言ってきた。いろんなハイテクなデバイスが展示されている中、アナログな点字タイプライターに心ひかれた使いこなせる自身はないけど、点字を打つときのガチャツていう音と行の終わりが近づいたときのチンという音が良い。写真はそのときの一枚。

世の中から目を使う作業なんかなくなってしまえばいいのに。気が紛れるかと思ってピスタチオの殻をひたすら剥いてるけど、剥いても剥いても何も変わらないし、挙句の果てに殻が落ちてどっかいったし、それを探すのがまたアホくさい。こんなん書いても仕方ないとか、それを考えるのもまたアホくさい。

最近Googleの検索結果に表示されるようになった「AI による概要」がめちゃくちゃ助かる。駅の改札の数と名前とか目的地の最寄りの駅の出口とか簡単に教えてくれる。これまでは個別のページに訪問して欲しい情報を探さないといけなかったし、下手すりゃわざわざ駅に電話して聞いてた。

目が見えなくても絵を描いてみた、8枚目。色鉛筆は先が細くて一度にたくさん塗れないし、一度紙から離れたら把握しづらい。やらないといけないとやりたいのどちらとも区別のつかない終わらないToDoに埋もれそうになる中で、あえて絵を描くという時間を差し込んで心の状態を観察している。

夏川草介さんの『本を守ろうとする猫の話』を読んだ。著者が本を大切に想う気持ちがよく伝わってくる本。いつもオーディオブックを倍速で聴くけど、どうして倍速で聴いてるんだっけ?と一度立ち止まって考える。目で読んだほうが自分の速度で読めるから趣があるかも、聴いて読むって結構受動的な活動。

目が見えなくても絵を描いてみた、7枚目。クレヨンではなく色鉛筆を使ってみた。
クレヨンみたいに面で塗ったり、指でこすって広げたりができないところが難しかった。別にクレヨンだったらもっと上手とかそういうのじゃないから、あくまで自己満足の世界。でも、難しいところが良いところ。

久しぶりにコンタクトレンズを装着してみた。もしかしたら奇跡的にちょっと見えるのではないかという淡い期待。どこから来るんだ、その期待は。というか、期待を持っている自分に気づく。でもだけどやっぱり、何も変わってなかった。だからやめておけって言ったのに、いや、言ってなかった。

一週間ぶりのランニング。涼しいと言うか暑くないというのは、かなり気持ちをラクにしてくれる。体が鈍ってないか心配だったけど、こないだよりもいい記録を出せた。1500mが6分38秒、800mが3分23秒。それにしても元気だな自分、いろんなことに感謝。

頑張って書いたエッセイを通しでスクリーンリーダーで読んだら、思っていたよりもあっという間に読み終わってがっかりしたことある。読み上げ速度の設定が速いと自分の文章でさえ一瞬で消費される。書きたい気持ちがコップから溢れ出るくらいになったら書いたらいいけど、頑張ってやるものじゃないな。

今日は頑張った、ちょっとしたことを怒涛のように片付けた。出張の間にできなかったメールのチェックやメッセージの返信、東京で会った人へのお礼、トランクの片付けや洗濯、そして次回の出張の手配など。えらいぞ、自分。明日は一週間ぶりにランニング、今度こそ秋が来たみたいなので楽しんできます。

3

タクシーのおじさん、乗った直後のやり取りでそっけなくても、降りたあと建物の入口の扉を開けてくれたり案内が親切な人多い。別け隔てなくそうされているのかもしれないけど、目が不自由だと特別に親切にしてもらっているような気持ちになる。勘違いかもしれない、でもそれはそれでいい勘違い。

2

今日は福岡に戻る日。福岡には最終便で帰る。福岡空港には門限があり、22時を過ぎると離着陸ができない。万が一門限を過ぎると、別の空港や元の空港に引き返す。僕が乗る便は21時55分着で、いつもちょっとドキドキハラハラしている。