【詩】　偉大なる未完成

表向きは未完成なままでいい

成長し続ける過程こそが

すべての出逢いを

煌めかせる糧となる

完成すると物事はすぐに硬くなる

イマジネーションを離れて

記憶の世界に留まってしまうんだ

どれだけ心の奥に

響いているかが重要なんだ

そしてその背後にある

柔らかな風の香りに

誘うことが出来れば

彷徨う心は

自らの路に出逢うだろう

未完成の柔らかさが空間を産む

そこには無限の可能性があるんだ

電子が原子の周りを

自由に泳ぎ回るように

惑星が太陽の周りを

自由に泳ぎ回るように

そしてその背後にある

柔らかな河の流れに

誘うことが出来れば

自由とは自らの

信念の路であると知るだろう

完成までの距離が

関係を柔らかくする

心地良い距離感

それがきみとぼくとの

バランスを整える

音と音との心地良い距離感が

美しいメロディーを奏でるように

きみとぼくとの

心地良い距離が愛を育てる

ぼくらひとりひとりに

宇宙から授けられた

長所　短所　運命　といった

未完成に偏った個性が

その背後で常に

上昇し続ける

愛のスパイラルの一部に

属していることに気付いていく

決して完成することのない

止めどない流れの中にこそ

ぼくらが愛さずにはいられないものがある

それこそが大いなる力で

また一歩を踏み出したくなる

原動力になるんだ

最後まで読んでくれてありがとう😊

永遠から来た“魂さん”は“時間”を作って

完成された永遠という“今“を

過去　現在　未来　に分けた。

“魂さん”はこの肉体に棲みついて

未完成から完成までのプロセスを楽しんでいる✨

こんなことを考えていると

なんだか人生というものは

ゲームを夢中で楽しいでいるよう🍃

成功があって　失敗があって

夢が叶ったり　破れたり

愛したり　裏切ったり

光　希望　楽しさ　美しさ

惨めさ　諦め　戦争　疫病　などなど……🌏

そこでたっぷりと喜怒哀楽を味わって

心臓の奥に棲みついている魂さんは

まるで映画のようにそれを眺めて喜んでいる😆

きっと人生のスクリーンを彩る

“光ちゃん”と“影ちゃん”は本当は仲良しで

人生の舞台裏では

お茶でも飲みながら

次のドラマの展開を

愉快に話し合っていることでしょう💫

この未完成の人生全てを

まるで孫の姿を見守るように

愛して　許して　感謝して

映画監督のように

魂の視線で眺めていたい🌈

貴重なお時間、ありがとうございます！

この詩はマガジン“いのりのおと“に入ります。

また是非、覗きに来てくださ〜い🍃

感じることについての詩です✨是非どうぞ🍃