趣味とはなんだろう?

趣味はなんですか?と聞かれて自信を持って答えられない。これでいいのかなと不安になる。特別に好きで熱意を持って取り組んでいることなんてない。

趣味は楽しいだけじゃない。
趣味の回答で出てくる物事は決して楽しいだけではなく、思い通り行かなかったり努力が必要だったりしてけっこう大変だなと思う。
じゃあなぜみんな趣味を続けているんだろう。趣味とはなんなのだろう。

わたしは趣味を気分転換だと思っていた。
趣味が欲しくて手をつけてみても、上手くいかないってことで不機嫌になりたくて続かなかった。

趣味にしたいものといえば、なんらかの文章を書く活動、なんかしらのスポーツ。
でも疲れたり上手くいかなくて落ち込んだりすることを恐れてやらないことが多かったかもしれない。

自分と趣味のある人の差はなんなのだろうと思い色々考えていたら、一つ趣味に対しての別の視点を見つけた。

趣味は努力。
ある人が言った言葉。
努力とは何か。
時間を注ぐこと。体力や精神力を使うこと。

愛とは時間と労力。
星の王子さまは地球にあったどのバラでもなく自分の星に育った、手塩をかけて育った一輪のバラに特別な愛情を感じた。

趣味とは愛をかけて行ってる活動であり、それは楽しさで満ち溢れていることを意味してないのかもしれない。
そう考えると趣味と呼べるものの幅が広くなった気がする。

こういうふうに文章を書くのも趣味だし、読書やファッションだって失敗や後悔の上で続いている。

趣味はなんですか?と聞かれて自信を持って答えられないのは、他人と比べてるからかもしれない。
「趣味っていうからにはもっとすごいのかと思った」と言われることを恐れていたのかもしれない。
趣味なんだから、他人に誇れるものじゃなくていい。これは上の文を書いていてそう気づいた。
自らの意思で時間を注いできたものが、愛情を注いだもので趣味などだと思った。

わたしの趣味は、
ファッション、読書、料理、英語、健康、文章、運動etc
どれも凄くはないけど、上手くいかなくても、途中で出来なくなっても、またやろうと思って続いてること。

腐れ縁のような付き合いだけど、単に楽しい!ということよりも嬉しさやありがたみを感じれるような気がした。
趣味という単語が、少し心地よくなった。

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