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僕は隙を見せない人間らしい。

以前友人に言われてから僕の中でこのことがずっと引っかかっている。

実際のところ、僕は滅多に隙を見せない。自分でも自覚はある。それは何故か。幻滅されるのが怖いからだ。以上である。

もちろん、幻滅されるという保証はどこにもない。僕の思い込みだ。むしろこの隙のなさ故に取っ付きにくいと言われることもある。本末転倒だ。

隙の上手い見せ方がわからない。

隙を見せるということは自分の弱みを晒すということだ。しかし、弱みを晒したとて誰かがそれをフォローしてくれるのだろうか。僕に関して言えば、答えは否であった。

僕の弱みは僕の弱みでしかないのだ。誰かが僕の隙を突くことはあれども、守ってくれることは、まずない。

であれば初めから他人に頼らず、自分で全て片付けてしまえばいい。隙なんて見せるだけ損になる。

いつの間にか、僕の中ではそれがニュートラルな状態になってしまった。何かができないとそれが原因で幻滅されるのではという恐怖が生まれてしまった。

その上、その生き方のせいで取っ付きにくさを感じ、離れる人もいるというのだ。これではお話にならないので、妥協点を探す必要がある。

ということで、最近は心から信頼できる友人には遠慮なく隙を見せる、甘えることにしている。

もちろん、隙を見せないからといって信頼していないというわけではない。しかし、親友にだけ許せる部分が多分にあるのもまた事実である。

幸い僕には少なくない親友がいる。ルームシェアをしているブログのメンバーもそうだ。最近は彼らに随分と助けられているように思える。

きっと彼らは僕が見せなくても、ある程度僕の弱さを知っているのだと感じる。だから僕も遠慮なく隙を見せられる。

今はまだ、完全に心を許せる人は多くない。やはり基本的には隙を見せたくない。だけど、もっと多くの人に自分の弱さを知って、受け入れてもらいたいとも思っている。

あとは自分のメンタルの問題なのだろう。あんまり気負い過ぎないように生きていきたい。

なんだか最近取り留めのない文章ばかり書いている気がする。内心の整理のための文章はこんなものだろうか。まあ、これもあまり気負い過ぎてはいけないのだろうけど。

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