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趣味が合う人が良いよね、と言うけれど

ご覧いただきありがとうございます。
本日は2021/4/4

趣味が合う人が良いよね、と言うけれど
趣味が合うというのは基準ではなく指標ではないだろうか。

人との付き合いのスタートに(交際だけではなく)どんな事が好き?という会話がある。

~が好き、~したりする
へー、僕も、私もそれ好き!
え!趣味が合うね!

みたいな形で仲が深まることはよくあると思う。
同じことが好きというのは、うれしいことだし素敵なことだ。

けれど好きな映画が、好きな音楽が、好きなアニメや漫画が同じことは、それ自体が意味を持つことではないと思っている。

その趣味を一緒に楽しめることは素敵で、好きなことを共有できることは望ましいんだけれど、
その会話で私が勘ぐってしまうのは別にある。


同じようなことや物を好きになって生きてきた人ならば、
その趣味嗜好以外での、あらゆる生活で起こることへの接し方に、
同じような距離感や温度感をもっているんじゃないのかなって。

お互いが好きなことをしているときじゃなく、ご飯を普通に食べているときとか。
言葉の選び方とか、体の距離感とか、会話の間とか。

似たものを見て、聞いて、過ごしてきたなら、そういう所での波長がもしや合うんじゃないだろうか、という。

性格の合う合わないではなく、生活の。

だから趣味が合う人が良いよね!みたいな捉え方は、それを基準にしているようであまりしっくりと来ない。

基準ではなくて指標として。それ以外での温度感を考える目印として
この趣味が合う合わないスタートをとらえている。

by Atre’ju

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