「人を自分よりすぐれた者と思いなさい。」

「何事も利己的な思いや虚栄からするのではなく、
へりくだって、互いに人を自分よりすぐれた者と思いなさい。」
(ピリピ人への手紙 2章3節)

大したことではないのですが、少し医者の世話になることがありました。

お医者さんや看護師さんたちと接していると、本当に医者や看護師という仕事は素晴らしい職業だと感激しました。

命を救うことのできる大切なお仕事です。

えらく感激して家に戻り、教会の準備をしていると、自分の仕事もすばらしく尊いものだと再認識しました。

医者や看護師とは違うけれども、牧師という仕事も一つの大切な役割だ、と改めて実感したのです。

そのときに、この御言葉を思い出しました。

「人を自分よりすぐれたものとする」こと。

これは、自分自身への肯定感にもつながっているのです。

他人にきびしい人は、自分に自信がない人だと聞いたことがあります。

人をすぐれた者とするということは、決して自分をおとしめることではないのです。

人と自分へのきびしさから解放されます。

人をすぐれた者としたときに、自分自身の大切さ、尊さにも気づかされるのです。

教会は積極的にそういう場になっていきたいと思わされます。

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