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インド旅行記⑤チェンナイ料理教室

 2023.9.9 チェンナイ6:30起床
朝ごはんを食べに近所をブラブラ散歩する。チェンナイはどこもかしこもVADA,VADA,VADA!!!マサラワダという揚げ物や、ダルワダという甘くないドーナツみたいな揚げ物、サモサという揚げ物、パンを揚げたやつ…………揚げ物が多い!!1番近くのチャイ屋さんで、マサラワダとチャイを頂く。瓶に入ったクッキーを親父たちが勝手に素手でとってぱくついていた。1枚食べたけど、バター?ギー?油多めで、「おぉ……これは太りそうや……」となる。
イドゥリ(米と豆をペーストにして蒸した蒸しパンみたいなの)があっさりしてて食べやすいんや。と、イドゥリを探す旅に。なかなか見つからなかったが、ようやくイドゥリを蒸していそうなお店にいく。店内は狭く、中には親父が溢れている。イドゥリ、サンバル、ココナッツチャト二というお馴染みのセットで頂く。親父達のイドゥリを食べる手つきは美しい。力ずよくイドゥリをサンバルやチャトニと混ぜ、程よい水分にして再度形を整え口に運ぶ。私はいつもベチャベチャにしすぎて食べずらい。まだまだインドのおやじへの道のりは長い。

マサラワダ
カリカリしていておいしい。
中にはオニオンと、カレーリーフが入っている。
イドゥリと、ダルワダ。
まるいワダはふわふわで美味しい。

 今日は、スンダル・クリシュナ先生の所にインド料理を学びにいく。先生はベジタリアンなので、お肉を使わない料理である。どうやら、カースト制度の中でも上の方の人らしい。インドの知識が乏しいのでその凄さとか規模感が分からなかったが、確かに家は広かったし、お手伝いさんが4人くらい居るとか言ってたし、マダムな感じがした。
習ったのは、

○サンバル SAMBHAR
○クルマ  Kurma PC
○マサラワダ Masala vada
○イドゥリ Idli
○レモンピックル

の5つ。lessonは全部英語だったけど、ゆっくり何度も教えてくれたので分かりやすかった。分からない所は通訳してもらった。 手作りで作られる料理って本当に美味しい。色んな物事のポイントは手だと思う。以前因島の農家さんでも「肥料は手で混ぜてる。そうすると手に着いてる菌とか手の温度とかが発酵の手助けをしてくれると思う。」と言っていたのを思い出した。手で捏ねたり、手で丸めたり、てでタマリンドをジュースにしたり。curryも手で食べた方が断然美味しい。
イドゥリは日本で作るのは難しい。豆や米をペーストにするのに特殊な機械が必要だからだ。Panasonicがいい製品を出しており、日本でも購入することができるらしい。先生が、私の知り合いの人から買えるわよ。と教えてもらう。「イドゥリ、作りたいなぁ、けど機械高そうやなぁ」とパートナーと話す。
先生の教室で作った料理夜中でもクルマが1番気に入った。野菜がいっぱい食べれるし、しつこくなくて美味しい。ココナッツと、ナッツのクリーミーな感じもとても良い。イドゥリ、ドーサ、ライス、なんにでもあうと先生も言っていた。


ベジタリアンなので野菜たっぷり
蒸しあがったイドゥリ
 揚げたてカリカリワサラワダ(右のクッキーみたいなの)も美味しい

 夕方、ホテルの近くの【マリーナビーチ】に行く。月曜日だと言うのに人がおおく、ビーチまでの距離が長かった。色んな出店が立ち並び値段も安く驚く。海の近くならではの貝殻の中に神様がいる置物とか、アクセサリーがあって楽しい。人混み苦手なパートナーさんは「色んな店あるけど、何個も同じようなんあるからもういいかな」と、賑わう道を直ぐに外れる。ビーチ中央辺りに、手作り感満載の空中ブランコがあったので乗りたい!!と駄々をこね、若干嫌そうなパートナーさんと乗る。想像以上に早い。そして回る回る。降りる頃には吐きそうになった。パートナーさんに関しては冷や汗をかいて動けなくなっていた。変なことに付き合わせてしまって、すまないと思った。
日本人が珍しいのか、「一緒に写真撮ろ」と言ってくる女の子がいた。 「どこから来たの?」と同じくらい「マニプールの人?」って聞かれる。マニプールは、北東インドにある都市で、日本人みたいな顔をした人達がいるらしい。パートナーさんは、「いや、日本人です。」と言い直すのが面倒らしく、「あぁ、そうだよ。」って言ってる。(マニプールの人に会ってみたい。似てるのかな。)

もう少し海側に行くと、魚をフライしているお店があり、パートナーさんが「オノミチフィッシュマサラというスペシャルマサラを日本から持ってきたからこれを使って料理して欲しい」とフィッシュフライの店のおやじに交渉してオノミチフィッシュマサラを使って魚フライを作ってくれた。後ろにいたおばあちゃん
が、「ちょっとそのマサラ舐めさせい」と、マサラを少し舐めた後に「ほとんどダニア(ターメリック)やね。チリ入れた方が美味しいぞ」と、少しチリを足したのを持ってきてくれて味見してみろと言う。確かに美味かった。どの国でもおばあちゃんの舌には適わないのである。インド人が料理してくれた、オノミチフィッシュマサラフライは予想を超えてとても美味しく、カニとエビもフライしてもらうことに。作ってるインド人がみんな「オノミチ!」「オノミチ?」「オノミチァ!」「オォ、オノミチ~」と言っていて可愛かった。みんなニコニコ優しい。

またもや賑わいお店コースを辿り宿に帰る。マリーナビーチに売っている物たちが安すぎて、色々買いたかったが、荷物の重さのこともありピアスや小物を買って帰る。

フィッシュマサラをあえてフライしてもらった 
蟹と海老ちゃんうまかったー!
赤いマサラの魚の中に
1匹だけ黄色い魚が! 
オノミチフィッシュマサラフライになる前のツナ

  海の幸堪能して就寝。ホテルが砂でシャリシャリしてきた。


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