五行表

これは東洋医学の五行表と呼ばれるものです。
何かと言いますと、各臓腑と関連のあるものを5つに分けて説明しているものって思ってもらえれば良いかなと思います。

臓腑としては肝、心、脾、肺、腎と分かれます。

「五華」で例えるなら、五華はその臓腑の状態が現れる器官のことで、
肝⇨爪、心⇨面(顔面)、脾⇨唇、肺⇨毛、腎⇨髪
というふうに臓腑の状態が悪くなればこれらの状態も悪くなるという事です。
普段の健康チェックにも使えるので参考にして下さいね😆

「五官」はその臓腑と関係がある器官で五華と似たような感覚と思ってもらえれば良いかなと思います。
肝⇨目、心⇨舌、脾⇨口、肺⇨鼻、腎⇨耳となってます。
・肝は目に開竅すると言われていて、イライラした時など目が充血したりする症状が現れます。

・心は舌に開竅すると言われ、舌は神心を反映し、臓腑の状態を映し出す器官とされてます。
また別のところで舌診と言うもので説明しますね。

・脾は口に開竅すると言われ、脾は味覚などと関係があり、それらが現れるようになります。
コロナで味覚異常があると言うので、肺だけでなく脾にも波及する病なのかなとも考えてます(学生の知識)

・肺は鼻に開竅すると言われ、肺は呼吸を主る器官で、呼吸と鼻とが関係があるのでこのようになっています。
 一般的には息を吸えば肺でするものと考えられてますが、東洋医学では腎(丹田⇨お臍の下指3本分)まで呼吸が行くという理論になってます。

・腎は耳に開竅すると言われ、腎の機能が衰えると、耳が聞こえにくくなったり、耳鳴りなども起こすようになります。耳は他に胆経や三焦経も関係があります。

このような感じで、臓腑を5つに分け、それと関連するものを表にしたものが五行表となってます。
次回からは東洋医学的にみた各臓腑の役割や性質について書いていきたいと思います

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