三浦食べ歩き No.2
三浦食べ歩き第二弾も、お寿司のお店です。今回のお店は「海鮮」
もともと回転ずしの装いがあったお店ですが、いまは回転レーンは取り外されて注文のみになっています。
お店の場所は、京浜急行三浦海岸駅を出て海方面に向かう通りを海に向かって歩いていくと、右手に現れます。入り口はこじんまりとしているので見逃さないように。
さて、海鮮のお寿司ですが、ネタの新鮮さは抜群そしてコスト的にもお財布に優しいお寿司屋さんです。もちろん100円回転ずしのような値段ではないのですが、ネタのよさを思うとコストパフォーマンスは申し分ないと思っています。
海鮮で最初に頼むものはいつ行っても同じものをたのみます。一つは地魚セット、そしてもう一つはカマトロ3カンです。
地魚セットは新鮮な地魚の5種類のセットで、今回は太刀魚、ヒラメ、ぶり、アジ、マグロの炙りの5種でした。 各2個づつで約1000円ちょっとと大変お得なせっとです。もちろん味は申し分ありません。軽くあぶった太刀魚の香ばしさ、ヒラメの弾力のあるぷりぷりとした白身。アジも臭みなど一切なく、ぶりはあぶらが乗って旬の味。マグロはさすがマグロの街三崎に恥じない脂と肉質のバランスの良さを味わえました。
カマトロの握り。マグロのカマの部分からとった脂身の多い部位カマトロ普通のトロに負けじ劣らずのうま味ととろける口当たりでいつも注文してしまいます。通常ひとつのお皿に2カンですが、3カンも乗っているとお得感がありますね。
さて、次は何を頼もう
メニュー表とにらめっこです。選んだのは
白姫エビ。あまり聞いたことがありませんでした。生食できる、高品質の養殖されたバナメイエビらしいです。
エビ好きなので注文したのですが、甘味があっておいしいエビでした。
カワハギの握りは肝つきです。カワハギといったら肝がないとお話にならないという人もいらっしゃると思いますが、この握りは肝がちゃんとついています。そして寿司を食べると口の中に肝の風味が広がって絶品の味を楽しませてもらえます。
肝ついでに、アワビの肝のお刺身を注文しました。軽くあぶってある肝のさしみは、臭みもなくあぶりのかおりと肝の食感が味わえる一品です。もっと食べたくなる刺身でした。
生サバの握りを注文しました。普通のお寿司では、〆サバの握りが大半ですが、鮮度がいいサバなので生のままのサバです。〆サバもおいしくて好きなのですが、生サバはなかなかおいてあるお店が少ないのである時は注文してしまいます。サバの臭みは全く感じられず新鮮さがわかり、さば本来の食感とうまみが味わえる一皿です。
次はトロぶつ軍艦です。マグロトロのぶつ切りがこれでもかといった具合に乗っている軍艦。味の方は間違いない!というぐらいトロが口の中で溶けていきます。
また軍艦なので、ノリの風味も大事になってきますが、パリッとした風味豊かなノリでこだわりを感じました。
鉄火巻も頼んでいます。これは安定の一品ですね。
s本マグロの赤身。この年になると大トロは持て余し気味です。赤身がおいしいなぁと感じます。どんな種類のマグロでもおいしのだけれど、やはり本マグロは一つ上の感じがします。口の中に入れた時のトロとは違う赤身のしっかりした食感、それでいて上品なマグロの味が広がっていきます。
タコは、ここ三浦でも一つのブランドとなっています。歯ごたえがしっかりしていて、噛んでいるうちにタコの甘味がジワーっと口に広がって地ダコを堪能できました。
最後は生牡蠣。生は最近はあまりたべないのだけれどもともと大好きなので思い切って注文しました。
海のミルクと言われるだけあってとろけるようなうまさ。そして牡蠣特有の海のにおいが口のなかにひろがります。
ひとつは軍艦のまま食べ、もう一つは牡蠣の部分だけを口に放り込んで牡蠣の味を堪能しました。
今回は寿司屋「海鮮」の紹介でした。
海鮮は本格的な寿司やでありながら、比較的リーズナブルな金額で食べられるお気に入りのお店の一つです。
もちろんチェーン店の回転寿司屋に比べれば数段値段が上がりますが、紹介したような新鮮なネタを思う存分食べるには十分行ってみる価値のあるお店です。
三浦にあるお店なので、マグロの寿司の種類が多いというのも特徴です。マグロの希少部位が乗っている寿司も頼むことができます。
週末は混むこと必死なので、平日に行くことをおすすめします。
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