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幻の傑作アニメ「八百八町表裏 化粧師」

 途方に暮れている。
 この度、見終わったTVアニメ作品があまりにも素晴らしく、どこからどう切り出していけばいいのか。ネット検索で調べても、原作マンガの記事と動画配信サイトのリンクしか出てこない上、アニメの、特に内容についてのレヴューはほぼ皆無だからだ。(とはいえ流石にTwitterで作品名を検索かけると言及するつぶやきはいくつか発見できたのだが)

 皆さんは石ノ森章太郎原作のマンガ「八百八町表裏 化粧師(はっぴゃくやちょうひょうりのけわいし)」をご存じだろうか。作品を知らなくとも原作者の石ノ森章太郎の名くらいは聞いたことはあるだろう。「サイボーグ009」あるいは特撮ヒーローシリーズ「仮面ライダー」の原作者として知られ、1998年に亡くなるまで数多くの作品を執筆した事でも有名な漫画家だ。

 「八百八町表裏 化粧師」は1983~84年までビッグコミックに連載された時代劇作品。江戸時代後期を舞台に、著名な作家で商人だった式亭三馬の息子、式亭小三馬(※実在した同名人物とは異なる架空のキャラ)が活躍する物語である。

 連載当時はコピーライターの糸井重里が世間の脚光を浴び、いわゆる広告業界が時代のトレンドを席巻していた時期で、作品もその流れを汲んで、主人公小三馬が女性をはじめ、商売、政治、文化、江戸時代を彩るあらゆるものを「化粧」してみせる、といった内容。石ノ森らしい一話完結ものの大衆読み物的な佳作だろう。

そしてこの作品が1990~91年にかけてTVアニメ化されている。今回の記事で語りたいアニメ版「八百八町表裏 化粧師」だ。

 幻の傑作

 安易に使うべきではないフレーズであるのは重々承知している。だが放映当時の状況や作品の歴史的立ち位置を鑑みるに、単に今まで埋もれていただけの作品としておくにはやはり忍びない作品だと筆者は感じている。
 可能ならば、多くの人々(特にアニメファン)に周知してもらいたい。そう思い、今回筆を取ってみた次第だ。昨今の動画ストリーミングサイトの恩恵もあり、視聴は容易であるので記事を読んで興味を持ったのであれば、是非にご覧いただきたい。


・作品データ

 まずはアニメ版の基本的な作品情報をWikipediaの該当ページを参照して、ざっと紹介しておきたい。作品は1990年10月9日から1991年4月30日まで、大橋巨泉や石坂浩二、ビートたけしなどが出演したTBSの大人向けバラエティ番組「ギミア・ぶれいく」内のコーナードラマ枠にて放映された。
 
 同枠での代表作には藤子不二雄A原作のアニメ「笑ゥせぇるすまん」(放映期間は89年10月~91年9月、91年3月~92年3月、92年7月~9月)があり、本作は「笑ゥせぇるすまん」の最初の放映休止期間中に放映された作品となる。

 放映データを見る限り、毎週放映されていたのは90年11月20日までで、以降の放映期間は散発的となっている。また全22話の制作とされているが
実際に放映されたのはリンクの放映リストの順で16話まで。17話以降は未放映話である。またその内の3話分(公式ページ等に説明はないが恐らく20話以降)については、2020年に本作のBDソフトが出るまで日の目を見る事がなかった事を特筆しておきたい。
 なお作品の制作はシンエイ動画。現在も続く長寿シリーズ「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」を手掛け、「笑ゥせぇるすまん」も同社の制作である。

 「笑ゥせぇるすまん」同様、児童向けでない大人向けの作品としてビジネスネタや男女の色恋沙汰や風俗ネタ、政治・経済ネタなどなどの題材を取り扱った、本格時代劇作品と言って遜色のない作品に仕上がっている。
 またキャストは主人公、式亭小三馬役に神谷明を起用。氏の当たり役のひとつ、「シティーハンター」の冴羽僚よろしく、硬軟使い分けた演技は堂に入ったもの。むしろ「大人向け作品」として押し出してるだけあって、本作での物腰の柔らかい演技には大人らしい「艶」を垣間見せてくれる。

式亭小三馬(左)

この他、サブレギュラーには当時売り出し中のアイドルだった千堂あきほがヒロイン役の花火を、また龍田直樹(番頭の両助役)、鈴木みえ(現:一龍斎 貞友、書生の小柳定九郎役)らが脇を固め、各話のゲストキャラ(クレジットなし)においては聞いて確認できるだけでも、青野武、鶴ひろみ、中尾隆聖、塩沢兼人、笹塚繁蔵などといった当時の一線で活躍した声優たちが名を連ねている。

 ちなみに基本的に1話分の放映時間は10分初回が28分、未放映話の内、21話と最終22話が通常より長尺の20分のエピソードとして制作されている。主要スタッフについては、作品の魅力と密接に結びついているので次項に譲りたい。

・アニメ版「化粧師」の魅力


 アニメ「化粧師」を語るのに際して、一人の天才アニメーターを抜きにして語らずにはいられない。

 木上益治、その人である。

 作画や演出に興味のあるアニメファンなら、その名を知らないとは言わせない。かの大友克洋の映画「AKIRA」にも参加し、2000年代以降は現在もその名を轟かせている京都アニメーションの屋台骨として、2019年に発生した傷ましい事件で不慮の死を遂げるまで、活躍し続けたアニメーターであるのは言うに及ばないだろう。

 ここからは憶測も入るが、間違っていなければ「化粧師」は氏のキャリアにおいて、各話コンテや原画、作画のような単発仕事ではない、作品のメインスタッフとして参加した最初のTVアニメシリーズだと思われる。

 Wikipediaを100%信用するわけではないが、2020年に発売となった本作のBDソフトのブックレットや本編映像を照らし合わせた限りでは、本作において木上が担当した「作画監督」の役職は現代で言う所の総作画監督、はたまたキャラクターデザインの領域もフォローしているように見えるのだ。

 そう思える理由は様々あるが、ひとえに本作が「石ノ森章太郎のコマ割り演出をアニメの映像表現に落とし込めている」事が一番大きい。
 以下に原作「化粧師」のものではないが、石ノ森章太郎作品のコマ割りにおける特長的な演出を参照例として挙げる。

「佐武と市捕物控」より。横長コマ演出
「ジュン」より。連続する縦構図の俯瞰コマ
「龍神沼」より。カメラ移動を見せるコマ
同じく「龍神沼」より。対峙する二人のカメラワーク演出。
さらに「龍神沼」より。モンタージュカットの挿入

 と、この他にも枚挙にいとまはないが。このように石ノ森の全盛期に当たる、196~70年代に特に顕著な映像手法をマンガのコマ割りへと落とし込んだ演出の数々はその後のマンガ表現技法において多大な影響を与える事となるが、アニメ版「化粧師」ではこれらの表現を逆輸入する形でアニメの表現として、成立させているのだ。

 「化粧師」の総監督は福冨博。福冨博と言えば、80年版の「怪物くん」や「ハイスクール!奇面組」などが代表作だが、氏の得意とする演出にカメラ旋回作画がある。


 ここでは「ハイスクール!奇面組」のOP動画を例示したが、関わった作品にはこのような演出が頻出する事で有名だ。「化粧師」では尺の関係もあり抑え目ではあるが、先の石ノ森演出と相俟って、作画コストが高い絵コンテが監督担当話数に限らず、ほぼ全話に渡って繰り広げられており、カット単位でも難易度の高い構図・作画が湯水のごとく湧いて出てくるのは驚異的でしかない。これらレベルの高い仕事を成立させているのは、木上益治の活躍が大きいと見て、間違いないだろう。
 作品全体を支える土台に有能な人材が一人いるだけで、出来が見違える事は往々にしてあり得るが「化粧師」はその最たるものと言って過言ではない。

 ここまで木上益治にスポットを当ててきたが、他方に目を向けると音楽にはこの当時、藤子不二雄原作のアニメ各作の音楽を担当していた田中公平、文芸担当には後に小説家として活躍する真保裕一(当時はシンエイ動画の社員)が参加しているのも目を引くが、特に撮影は特筆すべきセクションだ。マルチプレーンカメラによる撮影技術が本作では爛熟しきっており、もはやロストテクノロジーの領域に達しているのも見どころの一つと言えるだろう。
 撮影監督の山田廣明はシンエイ動画作品を中心に仕事していた人物だが、氏の功績というよりは当時の撮影技術の高さが作品のフィルムとして残っているという面が強いように思う。昨今は撮影処理がデジタル技術で処理されてしまう事が多い」からこそ、かえって手間が掛かっているアナログ技術の撮影処理が際立って見えているのはその辺りが大きそうだ。

 唯一、謎なのは脚本の白洲詠人か。「詠み人知らず(=知らず詠み人=しらすよみひと)」のもじりなので海外映画などにおける「アラン・スミシー」のようなものだと考えると、本作は脚本家やシリーズ構成を立てずに演出家の裁量で、エピソードを再構築していったのかもしれない。
 実際、作品に使用されたエピソードはほぼ原作のものであるが、筋はそのままに脚色がかなり施されている(中にはオチが肉付けされているものも)ものが多く、コンテ段階で書き加えられたのでは、と思わせる。
 そうは言っても、毎回エピソードの締めに脚本家名義で一句詠まれる構成なので、脚本家がまったく入っていないという訳でもなさそうなので、想像するに文芸担当の真保裕一が原作エピソードから脚本素案を作り、それを元に各話演出がフレキシブルに演出した、というのが妥当な線かもしれない。
 この辺りは、少ない情報を繋ぎ合わせてみればそうかもしれない、という眉唾なものである事をお許しいただきたい。

 さてスタッフ周辺の話を踏まえて、次項では全22話の中から厳選したベストエピソードを5本紹介したい。どれも見どころのある、必見のエピソードを選んだ。なお話数表記は2020年に出たBDソフトのものに準拠している。

・エピソードベスト5 

 第1話「火焔花」(絵コンテ・演出:福冨博)

 式亭小三馬の「化粧師」としての仕事っぷりと江戸払いになった花火師とその娘、花火の織り成すドラマが繰り広げられる紹介編。
 初回にして最も異色作なエピソード。なにはともあれ、まずこのエピソードを見てもらいたい。そして打ちのめされて欲しい。初回にして本作の異様に尖った画面演出が味わえるからだ。

  アニメ「ミスター味っ子」のOP映像が確認できる動画を例示したが、ここで見られる「アニメと実写映像の融合」を映像演出の域にまで引き上げたのが「化粧師」の初回である。とにかく凄まじい。
 それも2000年代以降のシャフト作品にみられるような写真コラージュのようなものではなく、当時撮影しただろう映像資料を駆使して、背景美術
ではなく実写映像をはめ込み背景化することによって生まれるエモーションを捉えた演出は、初回のエピソードのモチーフとなる「打ち上げ花火」と相俟って、見事に昇華されていると感じた。作品の紹介編としても、また作品の方向性を示す名刺代わりの一発としても非常に切れ味のある一作
 残念ながら、ここまでの演出は以降の話数にはあまり見られない(続く第2話「恋の筋違橋」が最も近いレベルの事をしている)のだが、それを指しい引いても必見。むしろこれだけでも見てほしい
 なおこのエピソードのみ、原作エピソード(「火焔花」と「男心の裏表」)を混ぜて構成している。

 第6話「両の字」(絵コンテ:高柳哲司、演出:善聡一郎)

 龍田直樹が演じる式亭正舗の番頭、両助の過去と小三馬の「化粧師」の矜持が交錯するエピソード。これも演出のキレが凄まじい。

 なんと無声映画オマージュ
 両助の回想はすべてリンクの動画よろしく、映像と共にセリフ字幕が交互に流れてくる。やくざ者だった過去、あるいは母親に見放され一家離散した過去。ひょんな出来事から別れた恋人と出くわし、様々な過去が脳裏に去来し、現在の両助の行動に結びつく、という中身の濃い話を10分で繰り広げるために必然的に選択された演出である事も頼もしい。
 絵コンテを担当した高柳哲司はシンエイ動画での藤子作品を始め、長らく児童向け、少年向けをメインに活動してきているアニメーターだが、本作では全22話中、4本もの絵コンテを担当し、気を吐いている(※なお本作最多は矢沢則夫の5本)。また同氏が担当した第10話「おやま玉三郎」歌舞伎を再現した舞台劇演出でこちらも力の入った話数だ。

 第13話「町火消」(絵コンテ:原恵一、演出:善聡一郎)

 この話数のみの単発参加ではあるが、原恵一も「化粧師」で1本絵コンテを担当している。氏のキャリア時系列的には恐らくTVシリーズ「21エモン」と『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』の同時上映作品「ドラミちゃん アララ・少年山賊団!」の制作を並行(もしくは前後)していた時期で、これが原恵一にとって、本格的時代劇作品を手掛けた最初の1本だろう。
 内容は意外に俗っぽい内容で、「町火消」「入れ墨」「濡れ場」といったモチーフを詰め込んだもの。原作通りの筋立てではあるがオリジナル要素の入れ墨彫師のエピソードを盛り込むなどして、話を膨らませているのも興味深い。この後、作品を重ねる度に文芸寄りの作風に向かっていった氏のキャリアを眺めれば、この「俗っぽさはかなり示唆的でもある。 

 このエピソードを原恵一に振ったのは慧眼でもあり、今となっては失われたものの大きさに思いを馳せる。とはいえ、原恵一木上益治が組んだ話数が存在しているは思ってもみなかった。またこの他、望月智充も単発で参加した話数(第9話「惚れ薬」)もあり、そちらも必見だ。 

 第17話「花化粧」(絵コンテ:寺東克己、演出:善聡一郎)

 吉原遊郭の女郎屋が地上げに遭い、相談を受けた小三馬が一肌脱ぐ話。
 TV未放映の6話分は時の老中、水野忠成と因縁が絡むエピソードが大半を占める。時に水野から無理難題を吹っ掛けられて、小三馬が一枚上手に切り抜けるという構図が作品における軸の一つとなっている。このエピソードは小三馬と水野の対立関係がより鮮明となる内容だ。
 実はひとつ前の第16話「白魚」から話が地続きではあるが、このエピソードもやはり特筆すべきなのは演出である。

 吉原の女郎屋が地上げされる下りの演出が虫プロダクション制作の映画「哀しみのベラドンナ」(1973)で多用される、一枚の長尺絵のように見せるパンニング演出で進行していくというとんでもない仕上がり。
 先に挙げた6話同様、尺の関係上、話の内容を凝縮するために取られた手法なのだろうが、恐ろしいのはパンで流れていく絵のクオリティが尋常ではない所だ。手を抜くどころか、がっつり劇画調のタッチで普段の絵柄とは一線を画しているのもそうだが、手間の掛け方がとても贅沢に感じられる。
 まるで劇場作品を一口サイズにしたようなリッチな作りが作品全体に通じていえるのも、当時のアニメファンでない大人の人間が視聴することを前提にしているからかもしれない。
 絵コンテを担当した寺東克己は今なお活躍する実力者ながら手堅い演出家という印象が先に立っていたが、このような演出ができる人物だったというのも目から鱗だった。

 第22話「末世化粧」(絵コンテ・演出・作画監督:木上益治)

 最後は最終話。
 この話数が今の今まで人の目にあまり触れられてこなかったというのがおかしいというレベルの一本、と言って過言ではない。ちなみにWikipediaの各話リストには21話と共にスタッフの記載がない状態で、BDソフトのブックレットで初めて明らかになった(と思われる)。

 絵コンテ・演出・作画監督に至るまで、正に木上益治の独り舞台といった内容で、本作では実物画像が使用されていた浮世絵もすべて手描きで書いてしまうという力の入れっぷり。内容は第21話(こちらはコンテ・演出が湖山禎崇)からの続きで、江戸の再開発を巡り、水野と小三馬の対立が描かれる中で、天変地異の予兆が並行して描かれていく。

 そもそもアニメ「化粧師」は放映当時の政治社会批判も取り入れられており、現代に通じる観点も出てくる作品だ(一方で時代がかったものもあるのだが)。この第22話も渋谷のMIYASHITA PARK辺りの問題が思い浮かぶ内容であり、ダイレクトに「江戸(=東京)と政治」について語ったエピソードでもある。

 さて、この作品はシンエイ動画の制作である。ここまででお気付きの人もいるかもしれないが、スタッフィングを眺めれば、あにまる屋(現:エクラアニマル)のスタッフが関わっている。大手アニメ会社が作品の制作を受けて(元請け)、派生した小規模のアニメ制作会社に仕事を振る(グロス請け)というのはよくあるが「化粧師」もそれが色濃い作品と言える。

 総監督の福冨博、あるいは後半話数から参加している湖山禎崇、そして木上益治もこの時点ではあにまる屋の所属アニメーターだ。分かっている木上のキャリアを確認する限りでは、この「化粧師」最終話絵コンテに演出処理までした初めての話数である事が確認できる。

 また月日までは分からないが、木上は90年に「地元(大阪)の母親の面倒を見たい」という理由であにまる屋を退職し、翌年の91年には京都アニメーションに移籍し、同社を躍進させる原動力となっている。
 「化粧師」の制作時期は定かではないが、こういった事実から鑑みれば、この最終話「末世化粧」木上のあにまる屋在籍時最後の仕事であり、活動の場を関西に移す直前の仕事である可能性が大きいのだ。
 そして細かな原画仕事を除くと、「化粧師」最終話の後、木上が絵コンテ・演出まで手掛けたのは92年の京都アニメーション初の実制作作品「呪いのワンピース」(そして木上の初監督作でもある)となる事からも、「化粧師」最終話がアニメ史の一つのターニングポイントであるのが分かるのではないだろうか。

 これらを踏まえると「化粧師」の最終話は、東京から離れる木上の心情が色濃く表れた映像に感じられる。物語はそれまでの緊張を解くように天変地異に洗い流され、江戸の街が立ち直る風景が描かれるのだがそこで花火が小三馬に投げかける言葉が「化粧師」への、あるいは創作を生業にする人々への投げかけになっているのにも目を見張る。原作でも最終エピソードに当たる「末世化粧」の最後のセリフを遮らせてまで言わせているのには、木上本人の意図を感じるのだが、その辺りは是非、実際に確認してもらいたい。
 頭から爪先まで、木上益治というクリエーターの思想が凝縮された一本であり、アニメ史のミッシングリングを埋める話数だろう。

その点からいえば、初回から最終話までアニメの可能性を追求した作品と言えるのが「八百八町表裏 化粧師」なのだ。
 

・全話評価と注意事項

 最後に全話の格付け評価と配信状況について触れておきたい。配信状況については、大手動画配信サービスで視聴が可能だ。


dアニメストア

U-NEXT

DMM TV

ニコニコ動画

以上のサイトでは、BDソフトに収録された順番で視聴することが可能だ。

しかしAmazonプライム順序がズレてしまって、なおかつ全22話が二分割された状態での配信なのでご注意を。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08L9Q2QTN/ref=atv_dp_share_r_tw_ee8d0fc3bde84

以下にAmazonプライムでの話数順(カッコ内の表記はBDソフトのもの)各話出だしの時間表示、それと全話の簡易評価(評価は☆>◎>〇>△>✕の五段階)を記しておきたい。注目話数は絵コンテ・演出担当も併記したので、参照していただければ幸いだ。

Amazonプライムでの話数順

エピソード#1(1~11話)
1 火焔花 00:00 ☆(コンテ演出:福冨博)
2 恋の筋違橋  28:10 ☆(コンテ:米たにヨシトモ)
3 弘め屋 38:19 〇
4 遊里の母 48:27 ◎(コンテ:真保裕一)
5 夜叉姫 58:35 〇
6 両の字 1:08:42 ☆(コンテ:高柳哲司)
7 吉原被 1:18:50 ◎
8 花より 1:28:58 ◎
9 惚れ薬 1:39:05 ☆(コンテ:望月智充)
10(13) 町火消 1:49:13 ☆(コンテ:原恵一)
11(10) おやま玉五郎 1:59:21 ☆(コンテ:高柳哲司)

エピソード#2(12~22話)
12(11) 端役者 00:00 ☆(コンテ:福冨博、演出:湖山禎崇)
13(12) 心化粧 10:00 ☆(コンテ:矢沢則夫)
14(15) 店化粧 20:00 〇
15(14) すり 30:00 ◎
16 白魚 40:16 ◎
17 花化粧 50:24 ☆(コンテ:寺東克己)
18 寒の水 1:0032 ◎(コンテ・演出:湖山禎崇)
19 死化粧 1:10:39 〇
20 梅干し 1:20:47 ◎
21 木曽路はすべて 1:30:48 ◎(コンテ・演出:湖山禎崇)
22 末世化粧 1:50:49 ☆☆☆(コンテ・演出・作画監督:木上益治)

・最後に

 ここまで歴史に埋もれた傑作アニメ「八百八町表裏 化粧師」を紹介してきた。資料や情報そのものが少ない作品なので憶測で語った面がある事はなにとぞご了承を。
 この作品について、当時の状況を知る方がもしいらっしゃれば、ご指摘・ご連絡等、お待ちしております。

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